Naoto Kimura

2016.1.3

【新年3日で落ち着いた】振り返ってみようじゃないか昨年12月を

放心状態が続いています。

元日、2日目を終えてやっと落ち着いてきました。

フルスロットルにするとクールダウンするのに時間がかかりますよね。

昨年が最早、ずーっと前の事の様。

それくらい濃い時間を過ごしていた気がします。

どうしてたかな。僕は…

2015 12月。美容師人生の集大成と銘をうって臨んだ。

こういうと大げさですが、僕の中ではそういう位置付けで、今年からは割と「純粋に美容師をやりきる」という事が難しいのではないか?

そう思っていて、すでに今年のスケジュール上、集中して「サロンワークプレイヤーオンリーではいられない」のでは?なんて思っています。

プレイヤーをもちろんやめるとか、美容師自体やめるとかそういう事ではなく、活動幅が広がり、考える事も多く、1か月を通して美容師オンリーであり続ける事が難しくなってくるのでは?と…

もちろんずっと通ってくださっているお客様、これからいらっしゃりたい方もキレイにしていきたいのですが、僕は不器用なもので、「こう思ったらこう!」みたいなところがあり、そういった意味でピュアに美容師を楽しみきれる期間が必要だったのです。

結果、一昨年を大幅に越えた。

【完全フルスロットル!】からサイドブレーキ一発でドリフト急停止している状態。

http://naotokimura.tokyo/archives/4239

(昨年書いた振り返り、結果も書いてある)

昨年はプールマガジンなども書いていて、売り上げ数字なども書いていたがもう今年は書かない。

なんでかっていうと、色んなものを見ていて、数字に縛られる感覚にとらわれたくないからだ。

ただ昨年は大幅に越えた。

それだけは触れておこうと思う。

1度、そういう事を書いたのは別に誰かに評価してもらいたかったワケではなく…

「こういう経緯があってこういう結果に繋がった」

という記録を残しているにすぎず、それが出来たから凄いとか、認めてほしいという承認欲求でもない。

その「経緯」というものを読む事によって、スタッフ、オンラインサロンメンバー、ひいては色んな業界(別に美容師に向けて書いてるわけじゃないよ)においても感じる部分があるのでは?

そして、己自身の為に書いています。

「残す」事でまた振り返る事もでき、その時の反省点などもつぶさに精査し、改善していく事。

僕はそういった事の為に書いている。

それをできたから、「美容師で日本一だ!」とか「カリスマだ!」みたいな感覚にとらわれたくもなく、正直いってくだらないと思う。

僕より凄い人なんてごまんといるし、先輩方の事は尊敬でしかない。

ただ単に指標でしかないのだ。数字というものは。

そして何より大事にしたいのはその「経緯」であるという事だ。というのは改めて書いておきたい。

僕は自分自身を改善したい。

そして「誇り」の為に仕事をしていきたいというだけの事だ。

「元気がない」と感じていた。それに報いるには自分が頑張るそして見せる事だと感じていた。

かっこつけるわけでもなんでもなく、僕は会社、そして店に対して「誇り」をもって仕事をしている。

それは、前からずっと作ってきてくれた人達が、見せ続けてくれていた事であり、また自分もそれに呼応するかの様に励んだ。

未熟ではあったが、僕は僕なりに感じ取り必死でついていこうと思っていた。

そうして僕自身も気づかぬうちにステージアップをしていて、改めて振り返ると結局そういった「気持ち」みたいなものが自分を動かしていた。

昨年を見ていて、全体的に…

「あまり元気がないなぁ。」

と感じていて、それってそう認めてしまったら…

「結局、己の責」

である事は疑う余地もない。

そう、先輩方がやってこれた事を我々の世代が止めている事に他ならない。

僕は認めたくなかった。

一心不乱に走りまくる事

どこかで余裕や言い訳を見せていたのかもしれない。

年間通してやり続ける体力もない。

スケジュールが…

と言うのは簡単なんだが、自分自身どこか冷めていたかもしれない。

そういった反省からまた機会を得て「とにかく美容師をやりまくる」そんな時間が欲しかった。

そうして作った時間。

リミッターを解除して、年間通して作ってきたチームプレーや技術。

そういった事が試される月。

それが僕にとっての12月になる。

今まで先輩方がやってくれていた事を見せる時だという風に感じていた。

見事に応えた”我が子”達

毎年、4月には新チームに変わる。

僕のチームに関してはサロンワークだけでなく、撮影、セミナー、その他様々な仕事があって集中して何かをする事がとても難しい。

結果、「実戦にはめちゃ強いが、自分のカリキュラムを進められない」など様々な問題も出てくる。

バランスよく、そして手綱の部分を調節しながら向き合っていかねば成長させる事が難しい。

普段の部分ではバランスを取りながら、ある程度セーブした領域で幅広く仕事し、尚且つ、成長に繋がる様に自分も反省点含めながら「技術で向き合う時間」なども作りながら…

「僕の所で働いてもらう価値」を探していた。

「人は自分と同じではない」

厳しくしまくり、ハードルを高くして励む事も大事だが、自分の価値観を押し付ける様な事をしても成長しないと感じていた。

それは自分の過去の経験からにじみ出る悔しさを感じる事も、そしてそれ相応のダメージを負いながら自分の中で改善していきたかった所。

自分の中ではある程度セーブしながらもそういったチーム作りに関してはストイックに臨んできた。

自分と同じではない、1人では仕事はできない。

一歩一歩登っていくしかないと思っている自分は、それぞれの仕事の中で「ちょっとしたハードル」を設けながら照準を12月に合わせて取り組ませてきた。

「12月は悪いけど死んでくれ」

そうやって取り組んできた僕は、10月辺りからチームの子にはそう伝えていた。

そうやって様々な問題点、課題…様々ありながらもその中でベストを尽くす事に時間をかけて取り組んできた。

「12月は完全に美容師をやろう」

そう思っていた僕に合わせてチーム自体も頑張ってくれた。

「完璧だった」

ずーっと、走り続けるのは難しいが、期間を設けて「よし、やるぞ」という事はなんとかできる。

そして、そういった事に見事に応えてくれたと思う。

素晴らしい仕事だったよ。「矢萩、坂本」

見事だ。

本当に貴重な体験だったと思う。

知るのと知らないのでは今後の美容師人生において大きく違ってくると思う。

本当にありがとう。そしてこれからもよろしく。

本気で美容師を楽しんだ。そして18年やってきて改めて”美容師を選んで本当に良かった”と思えた事。

昨年の12月。

お客様には…

「大変ですよね」

「お身体大丈夫ですか?」

「んでも木村さんに切ってもらわないと」

と、沢山の励ましの言葉を頂いた。

僕は…

「いやぁ、楽しいです」

「大変だけどノーストレスです」

ずっとそう答えていた。

当然ネガティヴな事など言えるはずもないのだが本当に…

「純粋に美容師を楽しんでいた」

当たり前だけど、自分が結局やりたかった事と言えばこれに尽きる。

僕は…

「髪を切り、作り、表現する」

という事が大好きだったのだ。

別に誰かに何かを教える事や、号令をかける事。

ビジネスとかって事が嫌いなわけじゃないが、その本懐は結局の所…

「お客さんが好きで目の前の人を幸せにできる事」

が1番の目的であり、その事だけにまっすぐに取り組めた12月は正に…

「まっこと幸せでありました」

と胸をはって言えること。

そして、12/31を終えて改めて思った事は…

「美容師という職業を選んで本当に良かった」

という事。

「選んだ」というと語弊があるかもだが、僕が「美容師」という職業に進んだのは最初は本当に不純な動機。

両親がやっていなかったらまずやってないと思うし、そしてまたやり始めてからもとてもくだらない時間も沢山過ごした。

そうしてやっと18年の時を経て、やりきった時に思う。

「これで良かった」のだと…

幸せな人生をおくらせてもらっていると痛感する。

そして出会ってきた人達も。

そして…

「やりきった」

と思っても湧き出てくる反省や悔やまれる事。

その繰り返しで僕は成長「させてもらっている」という事。

今年はそういった事を伝えていける1年にしたい。

また、一歩一歩進んでいける2016にしたい。

そんな感じに思っています。

また、具体的な事は後日語ってみようと思う。

「2016の木村劇場」

これまた「まっ事面白かった」と言えます1年になります様に。

Category : コラム