Naoto Kimura

2016.2.24

もし自分が他店のコンサルやってたらどうしてるかなぁ?と想像してみた話

なんか…

(いくら髪の扱いが上手くてもSNSの1つもまともに扱えない美容師はどの道滅亡すると思っている)

こういう妄想記事を書いていたら意外と読まれていて驚きました。

これが「時代」か…

と…

ほんの数年前に似たような事を書いていても1000人にすら読まれなかった様な内容ですが、あんまり数年前から価値観は変わっていません。

ずっと前からこう思ってました。

んでも今書くと数倍の人が閲覧するわけです。

自分の書き方も変わった部分があるかもですが、これがいわゆる「時代」を象徴している一つの例であるとも思えます。

それだけ関心が高まっているという事ですね。(遅いよ。)

もうちょっと押し迫った事を言うと、事態ってかなり深刻になってきていて、この波がそのまま押し通されると思っています。

これは危ない…

そう思っている自分も様々手を打ったり施策を講じたりするものの、規模も大きく、難しさはあったとしても重要性を説いていく必要を感じています。

そういった時に…

「もし、真っさらな状態で物事起こせたとしたらどうするかなぁ?」

なんて想像してみたりするものです。

もし、自分が他店のコンサルをやっていたら

それこそ、そういったサロンの土地情報、スタッフ、環境、スタイル、風潮、雰囲気、テイスト…

そういったもの全てに立ち会って生の部分を見た上で判断になってきますが、web関連だけでいうと…

SNS義務化

を提唱します。

それこそ新卒辺りからカリキュラム化し、習慣化、徹底化を図ると思います。

上の記事でも書いていましたが、最早抜き差しならないところにはきてると思っているからです。

「やってもいいけど、やらなくてもいい」

そういった選択肢があるからやらないという判定をする人が多くいてもおかしくありませんが、「全員がやるもの」と割り切ればその思考は逆転します。

学生生活の延長感

もちろんそういった意識はないにしてもアクションとしては近いニュアンスを感じてしまう今日。

「ならば学業にすればええやんけ…」

と思ってもおかしくはありません。

そもそも”スタイリストになってからSNSに取り組む”という感性の方が危ういからです。

と、いうのはそもそもが得意じゃないものを大人になって取り組みだして低レベルなリテラシーを披露する方が余程マイナスなブランディングだと思うからです。

そういうのを防ぐ事ができる。

そんなん個人の自由だろ!主権を持たせろよ!

そういった理論もわかります。

保険でしかないのです。これは。

例えば「SNSで自由を保持」するのであれば「複アカ」をもてばよいのです。匿名でも実名でも。

「複アカ…」みたいなものすらもわからないのが現実なわけですから当初からリテラシー向上の取り組みを進めておけばそんなチープな文言をググるまでもなく理解できますし、始めるのが早ければ早いほどいい。

そんな風に思うわけです。

そういった「知識、検索力」が育つだけで後の売り上げ力は全然違うと思います。

今現在で何が問題なのか?

先輩に関して言うと僕は尊敬でしかありませんし、言ってる事は間違いがなく、技術も高い。

では何が違うのか?というと…

「それと同じ事をしたら必ずやお客様が増えるという確固たるものがない」

僕らの時代はそれがまかり通るわけです。

本当に、紹介していただくための接客努力。

技術向上。メディアへの露出。

めちゃめちゃわかりますし、地で行ってきたタイプです。

ですが、今現在でそういったものを若い人にやってもらおうと思っても困難極まりなく、またそれ自体が「入り口(お客様に来ていただけるきっかけ)」になりえてない時点で”破綻している”と発想を転換してもよい時期にはきていると思っています。

ならば、そういったSNS使用などもデフォルト化し、当たり前の取り組みを作り出すのも一つその当事者を守る事にもなりえないでしょうか?

「確率は確実に違うと思っている」

ものすごく伸びる人も生まれれば停滞する者も当然いる。

厳しい世界です。

ですがそうする事から成功者が生まれる「確率」は格段に上がると思っています。

今や、「SNSとHPB以外に必殺レベルでの来店促進を行えるツールは他にあるのでしょうか?」

未来を作る為の取り組みを進める重要性を感じています。

この近年でここまで成功モデルが出現しながらも腰が重かったり、イマイチ「ピン」ときていない現状がある中で、そういった部分に取り組みをみせるのはこの先のサロン繁栄において宝になるでしょう。

是非そういった部分が取り組める規模感であれば実行に移してもよろしいかと思います。

常に「プラス」をしている人には勝てない

今日、取り組みを「プラス」している模様が見えていて、多忙極まりないと思います。

僕自身が…

「辛くはないのですか?」

と問われる事もしばしばですが、全く辛くないのは…

「始めたのが早かった」

それに尽きると思います。

当たり前領域にできたからです。

早かったからね。

年齢重ねてから…

今の年で「さぁ!やろう!」は正直無理です。

いかに若年からデフォルト化出来るのか?が鍵になってくると思っています。

朝、毎日撮影→営業→夜、SNSで顧客サポート&ポータルサイト更新&個人発信

なんてできたら最早最強なんではないかと。

そしてその上で知恵を使う

SEO対策、オウンドメディア作成、動画うんたら〜なんて叫ばれて久しいですが、イマイチ上手くいかないのは決定的に「当たり前領域」になっていないからです。

今それを実現するには「当たり前の人を如何に増やすか?」そういった取り組みの重要性を感じている今日。

もし、コンサル入ってたらそんな事を考えるかなぁ?と…

実行できる方は是非試し、また…

ちょっとウチにどすか?

みたいな感じであればそのうちそれもビジネスにできるように目論んでいきたいところですね。

はっはっは。

そんなこんなで僕の妄想劇場。

楽しんでいただけましたか?

また気が向いたら書いてみます。

Category : コラム