Naoto Kimura

2016.10.9

そういやぁ「美容師の過労死」ってあんま聞いた事ないな。と…

一昨日辺りから…

電通元社員の過労死認定の話題が多く、色々考えさせられます。

大変痛ましい気持ちですし、ご冥福をお祈りします。

そして、100時間残業に関しての議論とかも白熱していて…

「100時間くらいで過労死とは情けない!」

的な発言も議論を呼んでいて、そういった出来事に関してはどうのと思わないのですが、ふと僕が思った事。

(すごく尊敬している方が投稿していた上記postに対して出したコメントキャプチャ)

美容師の残業時間とか、ましてや報酬スタイルなどは一般企業と比べると劣悪だと思うのだが、自ら命を絶つ人をあまり聞いた事がない

そう。

そういえば聞いた事がないなぁ。と…

これはどういう事なのでしょう。

朝も早く、夜も遅い。

立ちっぱなし、残業代(残業というか…自らの意思で練習など。あるところはあるのかな?)とかの意識も薄い。

上の人とかになると、それこそ外向けな仕事なども絡まって朝方までミーティングしてたりとか…

辞めるとか、逃げるとかって事は聞いた事があるものの、過労死(自ら命を絶つ含む)っていうのは聞いた事がないな…

と…

社会的にいい悪いは抜きにして、業種としてはもしや恵まれているというか、やれない事はやらない脳というか…

自分コントロールができる、もしくはメンタル的に強い、人と接する事で救われる所もあるとか…

よくよく考えてみるとポジティブなワードも多いなぁと…

当たり前の事なんですが、必要以上の重労働を課す事や、パワハラなどが許されるものではありません。

今後の部分ではそういったものが浮き彫りになってくる現実が待ち構えているのかもしれません。

が、しかし…現在聞かないという所に思う所も。

ただ、世代的に中心となってくる人物達が今回のニュースに取り上げられている方の世代でもあり、これからどうなっていくのか?

そして、そういった部分を大事なものとして捉え、環境への向き合い方、接し方を今一度見直すべき所にいるのではないだろうか?

そんな風に思っています。

もちろん「根性論的要素」も全く必要ないというつもりはありませんが、上に立つ自分達の采配力が問われる時代なのかもしれませんね。

とにかく他業種の話とは思わず、色々考えて実践していきたい所です。

Category : コラム