Naoto Kimura

2015.1.29

かけがえのない「アシスタント」になるという事。

今日から専属アシスタントの「太田(いつもはA!!KA!!NE!!!ですがこの記事ではあえて太田と表記します)」が病欠からサロンに復帰して再び全開モードに入りました。

予約面でご迷惑をおかけしたお客様方、大変申し訳ありませんでした。

一週間休むとやはりブランクあるかなー?

なんて思っていて、仕事をするにしても僕自身構えていた部分あったのですが…

いるのといないのとでは雲泥の差。仕事のキレが全然ちゃう…

正に異次元の仕事で、流石の12月「1000万パワーズ」の片割れ復帰は非常に頼もしく、また改めて「専属アシスタント」の価値を再確認する事に。

僕自身、アシスタントに依存するとかって事はまずなかったのですが、本当に辛かったですね。

「ここまでキツイとは…」

そういうのが素直な感想でホスピタリティーを下げない事に必死の一週間でした。

「かけがえのないもの」

というキーワードが見えた瞬間でしたよね。

「太田」自体全然、技術レベルがハイパーなわけでもなく、それでも「かけがえのない」というキーワードが出てくるにはどういった理由があるのでしょうか?

そういった事を考えた事がありますか?

太田自身の性格もあると思うのですが、僕と彼女の近い部分は…

「タスクを溜める事が許せない」

という所に尽きると思っています。

僕はそういう性格。

彼女自身がそうであるかはわかりませんが、そういった基準値は軽くクリアできる程のタスク処理能力です。

多分「自分自身に対して許せない」

そういう部分があるのではないでしょうか?

全員が全員そういうものではないわけなのですが、アシスタントとしては…

「技術者に対して完全に合わせきる」

という所が決定的な「できる・できない」のジャッジメントポイントという風に思っていて、そもそもの性格でそう出来ているケースもありますが、同じタイプの人ばかりに付かせてもらうことなんて稀ですよね。

そういったときに…

「如何に自分を曲げられる?」

というのが最も大事な要素でそこにこそ成長のヒントが隠されていると思います。

柔軟に捉え、付いている技術者の事をいち早く察知し、そこに対してのベストを尽くす。

「スタイリストによって大事にしていることが全然違う。」

そう、そういう所に向かって例え「自分は違うと思うなぁ」と思ったとしてもそこに成長のポイントがあると思っています。

「視野の広さ」という所は、「自分とは違うと思う所」からしか得られないと思っていて、アシスタントというものはそういうものを知り…

「スタイリストに心を重ねて合わせていく事」

が至上ミッションで、そういう事を「叶えた。伝わった。」という時に初めて…

「付いているスタイリストが認める瞬間」

があるのでは?

そんな風に思います。

僕が「太田」に対してそういう風に述べるのはそういった部分であり、まだまだ伸ばしてあげたい所、必要な所もありますが、僕自身はそういうマインドが育っていれば必然的に…

「卒業」

というキーワードも見えてきます。

もはや、僕に付く必要はありませんからね。

これよりも更に沢山の人に付き、また違ったスタイリストのマインドを自分のものにし、視野を広げる。

そして、そういうスタイリストになっていった時に…

「幅の広い層に愛される、そしてデザインも信頼される自分」

になれているのではないでしょうか。

もちろん優秀なアシスタントが沢山いて、太田だけを切り取るつもりもなく、全員愛してます。

こういった模様から何か「ヒント」になったり、また自分とこのスタッフで読む奴がいて何か感じてくれる所とかあると嬉しいのですが…

貴方はいかがですか?

「自分とは違うものを柔軟に受け入れ力にしていますか?」

そういった事を経て「かけがえのないアシスタント」として認知された時に、貴方の将来的な幸せと、沢山の支持してくださるお客様が待っているのかもしれませんね。

《太田 インスタ》

http://instagram.com/akaneoth

Category : コラム