Naoto Kimura

2015.10.12

【ウエット状態でカラーを塗る】俺勝ち組やん!

あ、すいません。

全然悪気はありません。

昨日…

11/30「インテンスイベント HITO.8」でも一緒に登壇させていただく…

「dacota 小谷英智香 さん」

salon dakota | サロンダコタ

http://www.salon-dakota.com

に社内カラーセミナーをしていただいたんですよね。

ありがとうございました。

その中のフレーズ。

(言っちゃいけないかもだけど)濡らして塗ります

捕捉するとブリーチをホイリングしたのち時間差で全体に塗布していく手法なんですが、その際に「濡らして」塗布をする。と…

僕は思いました。

やはり

と…

俺もや

と…(10年目)

そもそも論なんですが、「ドライカラーの理屈」というのはとてもよくわかりますし、全ての施術においてメリットデメリットは確実に存在します。

テクニック面だけ考えると、ドライカラーのメリット、発色力などを考えると非常にわかる理論です。

が、それは「充実した人材」そして「環境」があれば…

と、いう話になってくるんですよね。

「カラーに入らせる人間のスキル差」

僕が致命的に感じてしまうのはここで、僕の属するサロンの様に「お客様を沢山受け持つ前提がある様な場合、ドライ状態でのヘアカラーをスタンダードにするにはかなり勇気がいります。

塗布ムラ、コーミングダメージ、テンション。

小谷さんも言っていましたが…

「なぜ濡らすのですか?」

「コーミングしづらいから」

いや、まさに。

髪の毛の状態にもよりますし、髪質もあるのですが、基本的にカラー剤を髪にのせると…

「クシを通しにくくなる」

まぁ、当たり前なわけなんですが、僕はそこにすごく「スキル差」が出てくると思っていて、かつてこういう記事を書いています。

至高の芸

http://naotokimura.tokyo/archives/202(クシを通しについてのこだわりを書いた記事)

腕仕事。

http://bulk.co.jp/bloghomme/naotokimura/25102105

(腕力使うなよ。何事も。って記事)

「力が伝わる」いや、これお客様にとって非常にストレスだなぁ。と思ってしまうんですよね。

それでいて安易に誰でも入れてしまうとその辺の神経が備わっていない人が入ってしまうと…

「バリバリッ(乾いた髪をコーミングする音)」

「ガッガッ!!!(絡んだ髪をコーミングする音」

……………。

久しぶりにやっていいですか?

妄想ですよ?

ツアアアアアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!!

バリバリ言わせてんじゃねーよ!!!それで痛むだろ!!!力込めてんじゃねーよ!!!引っ張られるだろ!!!!あっ!!!読んでる本が!!!文字が読めないっ!!!!!あっ!!!!!痛い!!!でも言えない!!!あっ!!!もしかしてこれがカラーで痛めてる原因かも?あっ!!!!

全て妄想です。(ハァハァ)

あってはいけないのですが、こんな模様も容易に想像できますし、そういった所にも配慮が及ぶレベルに昇華せねばなりません。

均整がとれる技術の土台。

そういった意味でカラーをする場合、ウエットコンディションでのカラーを採用している私がいるわけですね。

ウエットのメリット。

・とにかく塗りやすい

・伸びる

・ツヤが出やすい(実感論)

・ムラになりにくい(差が出にくい。個人差)

・テンションがかかりにくい(引っ張られない)

・毛が顔にかかりにくい(濡れてるのでサイドにコーミングできる。お客様の顔に毛がかからない。かゆさ、視界も良好)

・速い(塗布スピードは雲泥の差)

・コントロールしやすい

・ドライする時間(最初ウエットカットからの場合)

etcetc…

ウエットのデメリット

・薄くなる

・発色スピード

・最初の濡らす時間

・Max発色までいけない

etcetc…

ものものありますが、その辺を考慮していった結果って感じで今がある感じですね。

1番は…

ルールを作る

という事でありまして、チーム体制の場合、そういうルールが存在している中で仕事を運んでいくのは非常にスムーズな展開が見込めます。

後はこだわっているポイントだけちょいちょい伝えるだけで、経験を積んでできない。ってな事にならない「仕組み」を構築しているわけですね。

「カラー比率は95%」

僕のお客様層で、カラーをなさらない方はほぼいません。

そういった自分らしいルーティーンを作り込んできたという自負はもちろんあるのですが、1番大事なのは…

なんかわけわかんない所でこまけーな。気づきにくい所

みたいな所であり、割とシャラッと行っている事が極限までの気遣いをしている部分でもあったりします。

こうしてできていくのだ。と…

大事なのは柔軟性。ベストの選択を常に探す工夫を

教わった事を如実にこなしていく作業も重要ですが、僕が何より大事だと思っているのは…

「工夫」だと思うんですよね。

完成度を高めるのにルールはない。

今あるものを最大限に活かす事にルールは存在しません。

日々の中で思うこと、反省、もっとこうしたい!という渇望。

そしてそこに生まれる歪みを埋める「バランス」……

と、考えねばならない所は死ぬほどあります。

日々、考え、構築していますか?

セミナーなどを受けて勉強する。

非常に素晴らしい事だとは思いますが、その翌日からきっちり変えられてるでしょうか?

1番ダメなパターンは…

「あー。これ聞けてよかったなー。頑張ろう」

なんて言って全く変わらないパターンです。

結局、セミナーなんてものはヒントでしかないのですから…

自分らしいものを構築し、提供する

そういったエッセンスは正に…

「きっかけ」

でしかないのです。

自身のお客様に当てはまるべくもなく、現場での「正解」なのは「自分」でしかないのです。

発展を常に模索し、新しい技術創造に取り組んでいきたいものですね。

昨日もエッセンスを得たのでまた「革新」にし、あたかも「自分が作りました」的なニュアンスのものを改めて作っていきたいと思わせてくれるセミナーでした。

小谷さんありがとうございました。

Category : コラム