Naoto Kimura

2022.6.13

ええ…もちろん…我々新参者ですから

あーーーーーー。

工事の音うっせーーーーーー。

京都の街は日夜工事しまくりです。

寝てられないくらいうるさい事もしばしばです。

そんな真っ只中の河原町にヘアサロンを出して半年が経ちました。

ありがたい事に沢山のお客様が…

と言いたいところでしたが、まあまぁくらいだと思います。嘘つけないんでね。

もうちょいしたら少し潤うかなー?ってくらいでまさに時止め京都モードです。

まぁ、急いでません。

ただ、何せゼロベース(なんのノウハウもない)状態でうっかり出店なんてしちゃったもんだから、こりゃまた大変ですよ。

東京でやってたうんたらなど通用しない。

レベル1で竜王の城に挑むような気持ちです。

つまり一撃でやられます。

ってな時、何考えるか?となると「許しを乞う(頭を下げる)行動にてるんですね。

人、1人いらしてくださるだけでとんでもなく嬉しい。

あーーーーー。ほんとこれだよなぁと。

うれしーーーー!

裸一貫で出てきた京都に救世主はお客様しかいないわけですよ。

僕はその感謝から姿勢が変わり、腰低く、丁寧な挨拶、見送りから始めました。

東京の仲間でYouTuberの「大野」さんが一緒にサロンワークしてくれてて驚いていました。

「木村直人が1番誰よりも腰低い」と。

人間て不思議ですよね。

やらされてる感というか、マニュアルではない身体の動きをしていたら、「どういうサービスが喜ばれて、どの様にしたら喜んでもらえて、どの様にしたらまた行こうとなるのか」

そんな事を考え、実行していく。

東京時代とはまるで違うスタンス。

なぜこうなったのか?というと「勘」でしかないし、東京だと「一定の距離感」というのを大切にしていた(喋らないなど)が、京都では腰低く、距離を近づけ、親身に相談にのる。

なんでこんなに変わっちゃったんでしょうねぇ。

なんか独特の雰囲気と変化を感じています。

「カリスマ美容師やってまっしたぁ〜ぁぁぁはぁ」

なんて言っても全く通用せず、ゼロ。

ゼロゼロゼロ。

を体験し、また一つ階段登れている気がします。

てか、永久に終わりはないんだろうなぁというのも改めて。

んで、何が言いたいか?というと

とりあえず来て。指名して

ということです。

僕の大好きやホットペッパービューティーちゃん。

おーい!ホットペッパーのうちの店の担当者も通うぐらいだそー。

周りにいじめ抜かれた人のこの居心地説得力。

コツコツいくぜー。

コツコツコツコツ。

風鈴がチリンチリン鳴ってるのは私の拳気かもしれません。

また新たな美容師の在り方を問う土地になっていきそうです。

とりあえず…

東本願寺で甘茶かけてきます。

それでは。

いつもありがとうございます。

Category : コラム