2015.10.24
うらー!!ざけんなー!!!俺は年収1000マン付近じゃねー!
と、いう釣りは置いておいて、エゴサーチしてたらこんな記事を見つけてしまった…
俺の名前だしてんじゃねぇ…
そうなぜか例に挙げられてました。
なので書く権利があると思います。
なんだ?!この記事ww バカモン!俺はもっともらってるぞ!!! 美容師の仕事の年収・やりがい・本音 https://t.co/W7sWmCujxF
— 木村直人【air/LOVEST】 (@air_kimura) October 24, 2015
(記事より)
美容師の仕事の月収や年収は、アシスタントなのか売れっ子美容師なのかによって全く違ってきます。アシスタント時代は、月給10万円程度、年収も200万円程度ですが、正職員になると月収30万円、年収も500万円程度になります。カリスマ美容師として名高い松本拓馬さんや木村直人さん
などのように月収は50万円以上、
年収も1000万円近く
になる人もいます。
は???近くじゃねーし。もっともらっとるわ!!!
「年収の話はタブー」かと思いますが、ここはあえて述べておこうと思います。
最近、美容師に関してのネガティヴ記事が多すぎる。
「付き合ってはいけない3B、低年収、重労働」などの記事もあればこんな感じに記述される事もある。
(記事より)
”アシスタント時代は、月給10万円程度、年収も200万円程度ですが”
今時、アシスタント月給10万とかの方が少ないだろ…
(記事より)
”美容師の仕事は、消える職業?消えない職業?”
”美容師の仕事は、お客様の髪の毛に直接手で触れるという人の手によるデリケートな仕事ですので、機械に頼ったり、ましてや、外国の人にお願いすることはなかなかできない仕事です。そのため、確実な技術力を持った美容師は常にたくさんのお客様から必要とされますので、美容師の仕事は消えない職業として存在し続けるでしょう。”
こういうのもはっきり言ってわかんないよ?今後。
ちょっと古すぎるし、価値感狭くないかな?
と…
年収の話に戻るけど。
あえて話そう。
僕は正直言って、年収1000万円は軽く越えています。
これは自慢したいわけではなく、きちんと働き、評価をして頂いた結果だと思っています。
*会社の環境とそういった職業性
基本的に技術職ですし、風習として「歩合制」(コミッションとかインセンティブとかって言い方もある)を採用しているサロンが多いはずですが、お客様が多ければ多いほど収入は増える仕組みですよね。
*どの程度歩合があるか?
と、いうのが会社の仕組み次第というところで、社会保障、経営状態によって変わってくるし、何より会社のポリシーによって違ってくると思いますが、ウチの場合、平均からしても高い方だと認識しています。
*会社によると思うし、どっちでもいい。不満なら辞めればいい。
あまり収入面に関して関心がなく、特に今よりいただけてなくてもあまり気にしてないと思う。
んでもただ単にやってる事に対して評価をしてくれているだけと認識しています。
多分、収入面において不満なら辞めてるし、むしろそう思う人は辞めていいと思います。
それは体質の問題ですし、独立すればいいというわけではないけど、一時の解消をもたらす事もあるでしょう。
売上150万円くらいの美容師さんが独立しても30万円くらいの給与しかとれないわけ
http://nobu.website/message/1003(こういう記事もあるよ。)
そして、あまり時代性に合ってない、あまりにひどいなんて会社は自然に淘汰されるものだと思います。
*体質を変えられるくらいのバイタリティをもてばいい。そして、評価されるのは現場(サロンワークだけではない)だけではない
美容師の給料体制が「サロンワークによる歩合だけ」と考えている事も古い発想だと思うし、「役職手当、やっている活動に対しての手当(撮影やその他様々。インターネット事業などもそう)」もあれば今後、美容師にも「未知数の可能性」もあり、そういった部分も出てくるだろう。
「もしや評価されないかもしれない…」なんて思う様な仕事でも明らかに「結果(会社の役にたっている)」になっているという認識にするくらいのバイタリティをもてよ。とも思ったりします。
自分はそうしてきたつもり。
収入フローは1つではないし、そこで決め込むのは人生もったいない。
*あんまもらいすぎても得な事ないよ?
収入面が取りざたされる事が多いのですが、別にある程度、収入あっても全ていいか?というとそうでもないですよ?
僕自身は特に物欲もなく、旅行もしない。高い貴金属もつけなければ(結婚指輪くらい)、車もない。マンションも普通のクラス。
ただ、タクシー乗ってんのと飲食代くらいです。
全然別に今より収入低くても問題ない。そしてそんな執着もない。
「ただ、自分がやってる事の”結果”が欲しい」
・上手くなる
・自分が考えて実行、継続した事がお客様に評価された
・誰にもできない、想像してなかった事をした
・そしてまた発想しつづける
・人につながった(下の子が伸びる環境を作れた)
など、そういった「ステージを渇望する」がそれが直接、収入反映されなくてもいい。
むしろ…
「高額納税」になってゆき、その辺からは稼いだとしてもあまり変動はない。
それなら下げてアシスタントの給料に反映してもらいたいくらい。
まぁ、そういうわけにもいかないんでしょうけど…
くだらない流言には騙されるなよ。少年達。可能性は死ぬほどある。
一概に「美容師って素晴らしい!」みたいな根拠のない事を言うつもりもないし、そういうの見てても気持ち悪い。
改善していくべき文化は多々あるだろうとは思っている。
が、しかし、それでも悪い事ばかりではなく髪型を作る楽しさはもちろん人との触れ合いというのも喜びの1つだろう。
最近では「介護やボランティア」というキーワードを出してくる若者も多く、「髪を切れるという技能」はこれ以上なく喜ばれる技能ではないか。
それでいて…
みんなカッチョええで。
これ以上の理由なんてないよね。と思う。色んな意味でカッコいい。
美容師を目指す理由としては充分だと思う。
んでも、ちょっと悪意ある「美容師のネガティヴイメージ記事」に関してはいささか憤慨を隠しきれない。
こういう記事を見て…
「そりゃあ、木村さんクラスはね」
とかって発言になってしまうのなら更にダサいと思う。
別に変えればいいし、充分そういう「可能性を秘めてる職業だ」という事だけ言い切っておこう。
いいよ。美容師。
また、こういう自分を例題に出された記述を見つけたら自分なりの考えは述べていきたいと思う。
Category : コラム