Naoto Kimura

2016.2.18

「育休制度」が必要なんじゃなくて「育休とってもいんじゃね?」みたいな選択権を与える社会だといいですよね。

けっこう乱暴な記事だなぁ。と思ったのですが…

「育児休暇は大事で~」と未だに言ってる人たちへ  ~お前ら、絶対子育てしてないだろ~ : 長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』

http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/46830142.html

「追加」

「生まれて1年もきつかったです!」というお声に対する返答 : 長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』

http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/46833698.html

(これも結構激しい)

毎度、こういった感じの論調なので何とも言えないですし、むしろアナウンサーという立場でこう書けるのが凄いですよね。

21世紀だなぁ。と…

この記事の本質は…

「育休の議論がこれでおざなりになるのはいけな~い」
と主張する方々がいます。以前と同じことを言いますが…「育児休業=いいこと」と考えるのは、いくら何でも論理の飛躍ですし、ただの思考停止です。

出典…http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/46830142.html

まぁ、ここだったのかなぁ?とは思うのですが。

「育休」に関してはただ単純に「制度にしろ!」とか「育休大事!」みたいな感じに思うことはないのですが、ただ単純に何が難しいか?というと…

「取りたい人がいてもなんとなーく目線が厳しい」

みたいな所が問題で、別に国で制度にまでする必要があるかはわからないのですが、会社などて制度化してあるのであれば「理解」はあってもいいんじゃないかなー?と…

僕は特に取ってないんですけれども、これは僕の家庭の選択。

他の家庭は「必要」と判断するかもしれません。

スタッフとかでいたら…

おっ。いいね〜。可愛がってやりなよ〜。

と気軽に言える感じではいたいです。

僕が仮に取りたいな〜。と思った時に…

「おっ。とりなよ。」

と言われたとしても…

”ホントに思ってんのかな。。。ゾワゾワ…”

みたいな雰囲気が見えてしまう社会が問題なのかなー?と…

子育て。別にまだ苦を感じではいないけど、もしや”妻”は違うプレッシャーがあるのでは?

僕自身も色々やったりはしますが、やってるつもりであるという自覚と共に、24時間見ている妻の気持ちなど計り知れません。

「1人で見るプレッシャー」

は確実にあると思いますし、ましてや初産、祖父祖母のサポートが得られない場所で住んでいる事。

そういった意味では非常に申し訳ない事をしている部分もあるなぁ。と常々感じています。

彼女は全く口に出す事はありませんし、子育てを苦に思っている素振りもありません。

僕自身も「仕事と子育て」を天秤にかけたら「仕事」の方が比重が高いと彼女に説く事もありえませんし、できるだけサポートはしてやりたいと思ってはいますが、そういった感覚だけで大丈夫か?というとそうではなく…

一つエピソードを出すと…

ちょっと目を離した隙に子供がソファから落ちた

という事があり、その時に妻から血相を変えた様なメッセージが来たんですよね。

僕は普段の高さとかもカーペットも柔らかいので大丈夫だろうと踏んでいて冷静だったんですけど、妻の温度が全然違かったんですよ。

それって、もちろん息子の心配もあったと思うのですが…

「1人で見てる時に事故が起こったという責任感」

みたいなものの方が強かったと思うんですよね。

違う言い方をすると…

「貴方がいない時に貴方の息子にすいません」的な雰囲気。

そういったものを感じて。

僕の妻は愚痴っぽい事を一言も言わない。それでいていつも背中を押してくれる人ではあるのだがやはり…

いつも”不安”なんじゃないかなと…

そういった事も感じて。

そういうものを言わない理由として…

「女として、妻として、人として」

みたいな所もあるのかもしれないし、プライドもあるのであろうと思うのですが、そういった気持ちを踏みにじったりしない様にしながら「配慮する」っていう部分を自発的に行っていく必要性は感じています。

なのでこういった「育休に関する議論」でいうと「制度化する必要があるかはわからないけど、そういった選択をしやすい環境」みたいなのは必要なのでは?

なんて思います。

なんだよ。はっきりしろよ。って感じですよね。

んでも自分はそういう社会の空気感を感じているのでそう思った次第です。

気持ちよく選べるといいですね。育休。

Category : コラム