Naoto Kimura

2016.12.3

燃えてるキュレーションメディアについてヒアリングされたので答えた話

なんか、キュレーションメディア界隈がざわついていて、正直、なんか余計な事しない方がいいのかなー?と思って静観してたのですが、ポロっと発言した事でバズフィードからヒアリングしていただいたのでお答えました。

DeNAに買収される前のMERYはどうだったのか。立ち上げ初期からMERYの雰囲気を知る、美容師の木村直人さんに話を聞いた。

当時、木村さんがTwitterでMERYを賞賛したところ、ペロリ創業者の中川綾太郎さんから返信があり、付き合いが始まったという。

木村さんが「まとめだけだとつまらない、オリジナル記事を書きたい」と伝えると、中川さんは「むしろそういうコンテンツの方が望ましいので是非」と言ったという。

社風や志に共感した木村さんはその後、スタートアップを支援するつもりで、無償で記事を書いていた。DeNA買収前の雰囲気について、木村さんはBuzzFeed Newsの取材にこう話す。

「若い子が若い子のために書いてる雰囲気は非常に好感が持てました。中川さんたちにも、並々ならぬ雰囲気は感じました。当時はライターも承認制でかなり統制のとれたメディアだったと認識してます。画像無断使用や転載っていうのが当たり前という雰囲気はなかったので、今もそうかと思っていました」

DeNAに買収された後、木村さんは寄稿をやめ、記事も削除した。

「彼ら(ペロリ)のために書いていたので。DeNAのためにコンテンツを残しても意味ないでしょう」

そう取材に答えた木村さんだが、Twitterではこうエールを贈っている。

「プロ判断が必要という感じならばMERYの部分においては”美容のプロ”としていつでも協力しますのでご連絡ください。これからまた更に発展したMERYを楽しみにしています」

ただし、「コンプライアンスに関しては見直すべき」とも強調した。

出典… https://www.buzzfeed.com/daichi/dena-mery?utm_term=.nvJBvdoPQ#.bo4XPxoyB

まぁ、一概にこれだけじゃないんだけど、書き始めたきっかけは…

「美容師の広報手段として新しい手法になりえる」

と思っていたから。

その当時は、広報的な手段の主力が雑誌からホットペッパービューティにシフトしていてただその流れに違和感を感じていた部分や…

もうある程度F0〜F1層に対してある程度のユーザーを持っているであろうと思っていた(そん時はそんなわからなかったけとも)MERYはまた新たな手段構築になるのかなー?とざっくり思っていた。

そんな時にポロっと呟いたらご縁があったので。

(引用部分にある”若い子が若い子のために書いてる雰囲気は非常に好感が持てました。”みたいな話のくだりがわかりやすいブログがあった)

その当時はスタートアップって何や?

みたいな起業とか意味がわからない様な感じで触れ合っていたわけなんですが、こうやって雰囲気を見ていてとても共感したし、「あー。これからはこうやって文化を作っていくんだなー」と思わされた。

こんな事も聞かれた。

いや、僕は単純にある程度書いてるとMERYで書きたいって美容師さんも増えて一定の役割を終えた感じがしていたし、読んでる層が見えていたので自分の顧客層ともリンクしにくい。

もはや単なるオヤジである私が10代の女性に対して「♡」みたいな感じで文章書いててもやばいだろw

みたいなのもあったし、売却したタイミングでちょうどよかったかなー?と…

そもそもそういった「可能性に触れたい」ってだけだったので…

んで、知り合った人たちも魅力的だったからしばらく続けていたというだけ。

彼らにそんな気はないと思うんだが、売却するって事は一つのストーリーが終わったという古風な感覚だったので一旦ね。という感じ。

彼らにとってはむしろ「スタート」だったらしいのだが。

んで、今現在…

「記事が削除になってるー!」

本田晋一 【豊中 美容師】 on Twitter

僕が書いてたMERYの記事60記事くらい全部削除されました。。。 https://t.co/xVM8w9jR2I

(一例ね。多分不安になってる人多いと思うので)

みたいな感じでざわついているのですが、勝手に思うのは…

「前もこれあったで」

と…

僕が記事残している時にもこういう事はあった。

売却するタイミングで、MERYは一旦記事内容を見直す動きをしていた。(色んな記事を非公開にして)

僕の記事なども閲覧ができない状態の時があり、その時の方がビックリw

まぁ、ただすぐ理解したんですけども。

「あー。ちゃんと見直してんだなー」と…

僕は逆にこういうアクションを見て、むしろいい加減さは感じなかったし、そういう意味では割とふわっとしている部分を感じるウェブ業界の中でもちゃんとしているイメージをもった。

まぁ、実際はどうかわからん。

今実際削除しているのかもしれんw

たた、そういう事に対して尊守していこうとしているというか、姿勢は見えた。

なので今回の事で、運営続行ってなった時に「あー。また一回見直してんじゃない?」という風に思っている。

ちゃんとしていきたい姿勢の表れなのかなー?と…

ある意味前みたいにカジュアルに情報出してた感じから、紙、イベント事など「ウェブからリアルへ」みたいなプロセスを辿って、本質的にカルチャーになろうとしていた動きを見ていたので、クリーニングするのにはちょうどいいと言ったら不謹慎だけど、見直す機会としてはよかったのでは?とも。

多分問題なければ記事は戻るんじゃないですかね?おそらくですが。

まぁ、何にせよ思うのが…

「コメントくらいだせよw」

という所で、書いてる人達の大半はウェブ業界の様子などわからん人が書いてるわけでして、そういう気遣いは大事かもね。と…

てか、出したくても色んな事が絡まってて出せない現状なのかもしれないんですがw

運営してる人達は一風変わった部分もある人が多いので苦手なのかなー?ともw

まぁ、正直、余計な事もあんま言わない方がいんだろなー。という感じに思っているのでこんなところで。

ただ、書いてた美容師さんとか学生さんとかは状況よくわからんて感じだと思うのでなんとなく。

多分あんまいい加減にやる様な人達ではないと僕は思っています。

と、いう感じで補足。

いやはや。んでも守らなきゃいけない事は間違いなくあり、コンプライアンスに関してはしっかり見直して、若い女性達に喜ばれるメディアであり続けてほしいですね。

Category : その他