2016.4.20
自分の能力を湯水の如く吸収し、利用できる奴
僕は沢山の人間をアシスタントにつけては世に放ち、その後を見守るアクションに出ています。
これも1つの仕事と言いますか、美容師、美容室は人材(人財)が全てであり、僕自身「教える、教育する」なんていう上から目線な思考はないものの、結果論そうなっていたという形が理想で。
そういうのでも誤認や誤解、伝え方の難しさ、接し方。
諸々思う事もあるものです。
そういった中でもつぶさに理解し、ちょっとした事をすぐさま反映できる人物は極めて稀であり、またそういう所に見どころを感じたりするものです。
(専属アシスタント 坂本)
彼女は専属アシスタントになってもらってから2年目ですが、色んな場面で見どころのある人だなぁと思っています。
小賢しいけど真面目。あと”単純”
そういった要素は美容師として非常に必要な要素だと思っていて、普段から見ていると非常に”小賢しい”です。
んでも普段から要領を得ていて、無駄な労力を減らす事を心がけたり、また仕事を溜めないスタンスは性格上、非常に似ていると思います。
僕はこれでも一応見ているつもりなので、何か指導するにしても空気は読みます。
なんか考えてるかもしれないな。
そう思ったらわざわざ言わんでも改善しやってくれるでしょう。
そういう自己思考が1番能力を高めてくれると思っているので。
そんな中でもわからないであろう事は指摘してみたりします。
僕は人の面倒を見る様になってから、1番の課題というのは…
「伝えることの難しさ」
という事だと思っていて、世代、ジェネレーションギャップなどもあり、そういった中での伝え方というのを模索するものですが、そういった事も度外視して…
「言われたらすぐやる」
みたいな姿勢を見せるのは彼女です。
こういった能力ってすごく大事だと思うんですよね。
自分の技術や思考などはあっという間に吸収されそう。
だが、それがいい。
「伝わった」
と、思った瞬間に見ている人間も嬉しくなるものですし、また信頼感も増すものです。
もっと持っていってもらいたい。
そう思うのは上に立つ人間からすると誰もが思うものだと思います。
わざわざこうやって記事にするという事は、そういう風に感じさせる人が稀だという象徴だと思います。
それは、尊敬だったり、素直に「認められる」自分でなくてはなりません。
お互いに考えたり、尊重したり…
上下関係があったとしても仕事のパートナーとして信頼がなければそういう風な気持ちにはなかなかなれないものです。
もちろん自分のタメで良いのです。
ただ、そのアクションをできるだけわかりやすく、つぶさに反応できる能力は大切です。
そういった意味でもとても期待していますし、また自分のタメにと思って僕の感性をガリガリ吸収してってるんだろうなぁ。と思う今日この頃。
上の人があまり信用できない
と思っている方。
一度、素直に聞き、すぐさまアクションに移してみてはいかがですか。
もしや何かが変わるかもしれませんよ。
Category : コラム