Naoto Kimura

2016.7.18

「アラサー女性のお悩み相談室」仕事って単純

なんか局地的にご好評頂いています。

アラサーお悩み相談室。

アラサー女性の私生活のお悩みに勝手な自論で答えるコーナーですね。

(ルール、詳細はこちら)

さて今回は…

質問者「Mさん」


「内容」

こんにちは!
木村さんにお悩み相談できる機会があるなんて、とっても嬉しいです!

早速ですが、木村さんは美容師さんとしての素晴らしい技術だけでなく、SNSを通してその人間的な魅力で多くの人を惹きつけ、世の中に影響を与えていらっしゃると思います。

私の知る限りでは、美容師さん+SNSというモデルは木村さんが始められたと思うのですが、人と違うことをしたきっかけを教えていただきたいです。

というのも、アラサーとなり、段々周りも収入差が顕著に付き始めてきました。日常の仕事にプラスし、人と違うことをして自分の人生をもっと輝かせたいなと思うのですが、なかなか簡単には思いつきません。。
焦るばかりです。
今は恋愛とか考えるよりも、自分の人生に向き合うことばかり興味があるので、いい加減に年齢的にも諦めて折り合いをつける頃なのかと落ち込んでいます。

木村さんがバズることになった、もしくは思いついたきっかけを教えていただければ嬉しいです!よろしくお願いいたします。

なるほど。

僕がインターネットを活用し始めたきっかけは”贖罪”

これって不思議な感覚になるかもしれないのですが、ホントこれなんですよね。

とっかかりはなんとなく。

でも…「あっ。これって使えるんじゃないかな?」と…

(始めたての頃。ブログでした。)

過去を振り返るとmixiより前の「ジェイサイドドットコム」からやっていて、ハンドルネームの中、知らない人と交流してました。

そのころスタイリストデビューを果たした自分は、ジェイサイドドットコムで知り合った人が沢山来店してくれました。(ちなみにその中の数人は今も通ってくださってますw もう16年とかですね。ありがたい)

初代コミュ障なのかもしれません

そう。僕、ネット上で会話すんの苦手じゃないんですよ。よく考えたら。

むしろ、実際会って会話するより、こうやってネット上で会話する方が好きなくらい。

昔はこういう手段がなくて気付いてなかったのですが、よく考えたらそうなのかもなー?と…

いわゆる「コミュ障」なわけです笑

そういった経緯から、ブログが台頭してきて…

めちゃくちゃ忙しい中、お客様に申し訳なさを感じていた

ちょうど伸び盛りの時で、別にブログ使ってどうこうとかする必要もなかったんですよ。

んでもサロンワークにおける中で発展途上の自分はいつも申し訳なさを感じていた。

「満足させられている実感がない」

こうなりたい、ああなりたいといってお客様は来店する。

だけども上手く捌けもしなければ、感情的にも成熟できておらず歯がゆい思いをしていた。

そんな中で…

「あ、別にこれで会話できるやん」

と…

初代ブログを読んでもらえればわかると思うのですが、沢山のコメントを頂いていた。

「ああ…みんなこんなに悩んでるんだな。って…」

そういうのをブログ上でレクチャーする事で、そういった部分への贖罪と、自分にとっても新しいコミニケーションの形を見つけ出した様に思います。

手法は関係なく、仕事に対しての向き合い方次第

結局、当時誰もそういう事を考えなかったんですよ。

広告する事が主で、コミニケーション手段としてとか、僕みたいな感覚の人が少なかった。

ブログは芸能人がやるもの。くらいに思っていたし、僕は芸能人でもなく、ビューティのプロフェッショナルであり、それを表現するのは喜ばれるのではないか?

そんな風に思っただけで、仕事のジャンル次第でいろんな手法がある様に思います。

決してインターネットを活かしたものだけではないと。

相性もありますし、インターネットはものすごく広がりをもたらしてくれますが、一つのものの刺さり方は軽い。

んでも実際、足を運んだりする手法は1人に対して確実に刺さるものを提供できる。

そんな感じで思っておくと色んな事における自分の相性も見えてくれば、生きる道も見つかるのでは?なんて思います。

今っぽいところにとらわれすぎてはいませんか?

何でも相性はあると思いますよ。

バズったきっかけ

僕は常に業界云々というところではなく「来店なさっている(来店しようとしている)お客様」に向けて記事を書いていました。

美容師に対しては二の次で一般の人に向けてという事で、言葉表現もどんどん変わってきた。

書いてきた中で、僕は面白い事が好きだったのでそういう情報も提供する様になる。

そういうのがたまたま当たっただけなのかも。。。

分析はできませんが、ずっとスタイルは変わってないんですよね。

だから「そもそもの自分」を提供してきたらたまたま当たったものが出てきた。

ただ、それだけだと思います。

ちなみに今よりも過去の方がずっと多くの人に読まれていました笑

Amebaオフィシャルになる前が1番多かったですね笑

これぞ親近感というやつなんでしょう。

仕事における発想、工夫、継続

僕の仕事論でいえばこれにつきます。

「これだ!」と思ったらやる。

んで、「あーでもないこーでもない」と工夫する。

そしてメドがたったらずっと「続ける」。

これに尽きると思います。

ただこれだけ。

どんな仕事でも同じなのではないでしょうか?

差がつくのは簡単。ただやってないだけ

周りとの差を気になさってましたが、答えは単純です。

「やってる量が少ない」

だけ。

めちゃ単純です。

自分の中で…

「あっ。単純に大してやってなかっただけなんだわ」

とあっけらかんと思ってしまえば迷う事はなくなります。

何か理由をつけたりしていませんか?

悩んでる時間も無駄なのでやりまくりましょう。

それくらい単純なものだと思っています。

「*余談」

LINEのアイコンを拝見しました。

女子力が高そうですし、美しいと思います。

目が大きく、面長、ベース型と言いますか、ファニーな印象に見られがちです。

モテでいうとそのままでよろしいかと思いますが、仕事というところではマイナスに働くかもしれません。

かといってプライベートも大事なのでガチガチキャリア系のヘアって感じも違うと思います。

まずは「カラーのトーンを暗めにし、艶っぽく」というところだけでいってみてはどうでしょう?

それだけでもかなり仕事に向き合う姿勢が変わってくるかもしれませんよ。

髪型とか髪色を変える瞬間に気持ちを切り替える事もできると思います。

髪って偉大ですね。

頑張ってください。

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