Naoto Kimura

2015.6.18

流行りカラー。それでも一筋縄では…という話。

なんかインスタで教えてくださった方がいたのですが…

ViVi 2015年7月号 – 表紙は安室奈美恵|NET ViVi|NET ViVi

http://vivi.tv/magazine/new/

にて…

鈴木えみさんのカラーが人気カラーとして紹介されていた様です。

このカラーを作らせていただいてるのは私です。

自分で言うのもなんですが、かなり極まったクオリティ。

是非、流行って欲しさもあります。

お客様からのオーダーもかなり多いです。

まさにパーフェクトの染まり上がりですし、これ以上ないほどに極まってると自負しているわけなんですが…

お客様に申し上げているのは、カラーとして…

1.継続不可欠。

作り方としてはまずこちらを…

【鈴木えみさんの髪】を6年染め続けた僕が「なりたい!」貴女にそーっと教えるパーフェクトマニュアル

https://naotokimura.tokyo/archives/6667

(作り方は全て書いています。)

ペースとしては月一ペース。

かなり繊細に塗り込んでいます。

そこには時間も予算もかかります。

2.ダメージはそんな出ません。

ここまで発色いいと「ブリーチなのでは?」と言われるのですが、ブリーチは使っていません。

「猫毛、細毛、少なめの髪」

にはジャストに作用します。

髪質を選ぶカラーとも言えます。

それくらい難度は高いです。

ブリーチをしてからカラーを乗せるという手法もあり、違う髪質でもできなくはないですがリスクは高いです。

髪質を壊しては意味がありません。

3.「3年のキャリア」

記事にも書いていましたが、クオリティを上げていくには…

「同系色の色をずっと続ける事」が不可欠となります。

薄くなりだした頃には乗せ、また薄くなりだした頃には乗せ…

その繰り返しでのキャリアが三年です。

それはもちろん味わい深くミルフィーユの様に美しい重なりとなり、色の出来のレベルが違います。

「真似をするなら色でなく、そのスタンス」

という表現が適切かと思います。

「アッシュならアッシュ。ピンクならピンク」

ブラさないでしばらく続ける事。

これが不可欠です。

「ピンクにしてて飽きたから次はアッシュ〜」

なんて感覚でカラーをしてしまうと絶対にこのクオリティは再現できません。

重なりが全てです。

その辺を是非参考になさっていただきたい所。

素敵な取り上げられ方をしてとても嬉しいです。

んでもちょっと知っておいていただきたいのはこういう所。

美容は1日にしてならず。

こういった取り組みをする事で極まったクオリティが出せるという事。

これを述べる事で更にオーダーがしやすく、全国でちゃんと「そのカラーになれた!嬉しい!」と言っていただける方が増えていただけたら美容師冥利に尽きるというものです。

素敵な髪色の方が増えることを祈っています。

Category : ヘアケア