2016.1.4
「顧客に育てられる」という代表例。テクノロジーという凄さ
「テクノロジー」という言葉が好きです。
もちろんそんな知性は持ち合わせていないのですが、生まれ変われるならそういった分野に関わりたいと思ったりする事もしばしば。
年始に入ってやっと本を読める時間がとれました。
「魔法の世紀」(落合陽一 著 PLANETS 発行)http://www.amazon.co.jp/dp/4905325056/ref=cm_sw_r_tw_dp_Kh8qwb1466S6Y
著者「落合陽一氏」は…
木村直人『黒髪族 (@落合陽一氏)』
http://s.ameblo.jp/naotokimu/entry-11859854505.html
私の中でも数少ない男性顧客でありまして、その経緯は…
「元々、ひょんな事から顔見知りになったが、彼の雰囲気、オーラ、ファッションから”髪型が違うのではないか?”と投げかけ、自分から”髪を切らせてもらえませんか?”と投げかけた」
というエピソードがあります。
今では、テレビ出演、講演、出版…
そして研究。と活動幅が広がりまくり…
「SEKAI NO OWARI」のライブ演出や…
<落合陽一×SEKAI NO OWARI>ライブ会場に「魔法」をかける〜Zepp DiverCityを大改造!
| Qreators.jp[クリエーターズ]
「ドンペリニオン」シークレットパーティーの演出…
天才・落合陽一と巡る、ドン ペリニヨンの旅 « WIRED.jp
など、その活躍ぶりはとどまる事を知りません。
「髪を切らせてもらっている方が仕事面で活躍を広げる人が多い」というのはもちろん後付け理論ですが、彼もその1人と勝手に思わせて頂いていて、出会った当時に感じたものを「髪の毛に表現」し、「人を形取る、足りない1つのピースをはめる」様な感覚で髪を作らせて頂いています。
そんな彼の「単独初の著書」
忙しい中で流し読みするのではなく、味わいながら読みたいと思い、時間のある休み期間中に。と…
http://www.amazon.co.jp/dp/4905325056/ref=cm_sw_r_tw_dp_Kh8qwb1466S6Y
…………。
難度が高え…
そう、読んでいて面白いのですが、頭を整理するのにかなり苦労します。
メディアアートの歴史から今のこの時代の展望まで…
ちょっと一章毎に休憩が必要でした。
僕の脳内回路では至らない情報が多く詰まっていて、読みながら頭叩かないと入ってこない自分の頭を呪うばかりです。
ですが、1つ言える事は…
「なんというワクワク感」か…
という事でして、読みながら未来に対して想いにふけり、そして先に知識を知っておいた上で時代がついてくる。
そんな感覚になる。
落合陽一が作り出す「魔法」というものは我々の実生活にも大きく関わってくる研究で、それを「知る」という作業ができるこの本は一見の価値ありだと思いました。
むーん。凄いな。
自ら関わったものの…
彼の感性についていくのは一苦労です。
正に「顧客に育てられる感覚」というのはこういう部分でも表れます。
自分自身、彼の仕事をしっかり理解してまた「ピースをはめる」感覚を作っていかないとな…
と思わされるばかりです。
本の事もなのですが、テレビなどに出演なさっている彼の髪型について言及される事も多々あり…(その中にはネガティヴなものも沢山あるのですが…)
安心してください。そもそも普通じゃないんですよ。
ファッションもヨウジヤマモト系を愛し、ビジュアル的にも異質。
脳内も異質なんですよ。
髪型だけ普通だったらおかしいし、そもそも髪型だけナチュラル目だった彼を見て声をかけたわけでして、髪型の事に関して言及されるのはとても嬉しいです。
正に狙い通りと言いますか、「そういうのだからこそ彼が活かされるのだ」という風に感じています。
更に活動の幅を広げてきたら僕自身、もっと異質な髪型の提案をせねばなるまい。
そんな感じに思っています。
過去の講演時の彼を探してみるとふと違和感を感じたりしませんか?
どう考えても髪型が弱い。
行っている研究、言動、ファッション。
こういったものからはめ込む髪型のインスピレーション。
これも1つの…
「魔法の世紀」
というものでありまして、本を読み、ジャンルは違えど、私自身も…
「髪型の魔法使い」
でありたい。
そんな感じでお後がよろしい様で。
「魔法の世紀」(落合陽一 著 PLANETS 発行)http://www.amazon.co.jp/dp/4905325056/ref=cm_sw_r_tw_dp_Kh8qwb1466S6Y
是非、「未来」を感じてみてください。
最後に…
「富野由悠季氏 」
「現代の魔法使いの杖が古典に内在するアートを掘り起こし、新しい世界への道筋と在り様を語る。若さ故の語り落としもあるのだが、その心意気は憎くも愛したい。落合陽一はニュータイプだろう」
ガンダム世代の僕はこの富野監督の帯コメントに嫉妬しかありませんでした。
僕もそう呼ばれる様に頑張りたいと思います。
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