Naoto Kimura

2016.1.9

”最先端”って理解してるのに「苦手」と逃げてやらない不思議

昨年の12月は死ぬ程やる事があって、というか完全なる美容師モードで集中していて思った事も沢山あったのですが、書けずにいました。

またちょいちょい感じた事なども。

「店の忘年会やってる時のエピソード」

僕は4店舗出勤していて今年から3店舗に戻った。

当時4店舗やってて、その中で4回忘年会に参加するわけなんだが、忘年会がある時は「出来るだけ普段接点のない子」と絡む様にしています。

まぁ、当たり前なんだけど、そんな時にしか話せない事や、聞いてみたい事なども多くあり、出来るだけ下の子がどう思っているのか引き出したい。

そして活かす方法論なんてのも考えたいって考えから。

できてるかはわかりませんが。。。

あるアシスタントと話している時に気になる発言を聞いた。

木村さんの様に”最先端”の〜〜

そういう発言がふと気になった。

そういえば…

スタッフ皆が出してくれる年賀状でもそういうキーワードが沢山あって…

”最先端”って認識してるの?ならばなぜやらないの?

と…

僕は別に全くもって”最先端”って思った事はなく、無自覚、無認識で何事も行っている。

1番身近にいるはずが”距離を置いている”現実

”最先端”って思うすぐそばにいて、最先端の事をやらないで、そのキーワードを持ち出すのって自分で距離を置いているって思わない?と…

共に同じ場所で働いていればその”最先端”とやらを別に無理しなくても勝手に目に付くだろうし、素直であれば勝手に吸収もできるだろう。

そういう話に及んだ時に必ず出てくるキーワード…

苦手

そう。大体言われるのが「苦手」

ええ?!?!?

やった事もないのに?!?!

苦手というよりは「食わず嫌い」というやつだよね?それって。

みたいな会話がデフォルトです。

やってみてはじめて「苦手」と認識する様にすればよいのでは?

大体、一歩を踏み出せない人が多い様に思う。

こういったのも「やらなきゃ意識」みたいなもので大体足踏みさせられる。

やらなきゃ意識

なんでもなんだけど、その意識こそが最大の敵であり自分を邪魔する。

まずはその自分打破が1番の鍵の様に思う。

「自分は苦手、わからない」という決めつけ感。

自分の頭の中で分かっていても、できない、やらないのは認識してないのと変わらない。

”最先端”というワードで距離を作っているのは自分。

まずはその距離を埋めてみては?

と見る視点についてアドバイスし、その場を終えた。

そういう事が現実多いと思う。

僕はオンラインサロンなるものも運営していて全国の約500名程の美容師さんの手伝いもしている。

どちらかというと、オンラインサロンメンバーの方の方が圧倒的に吸収し、モノにしている。

圧倒的に素直なのだ。

技術しかり、考え方しかり…

身近であればある程灯台下暗しみたいな現象が山ほどある。

そういう模様に”もやっ”とする事もしばしばだ。

まずは一歩を踏み出す勇気をもたせる事

「ここで働く価値作り」という課題を持ち取り組みを考えている自分にはそういった事も非常に考えなくてはならないと思っている。

「見て学べ」的な発想では解決できない事も山ほどある。

そういった部分に気付き、切り込む事をしていかなければならないと思うし、実際向き合っていかなければならないとも感じる。

ただそんな事だけしたとしても中身が充実するとは到底思えない。

「一歩を踏み出すのはいつだって自分」

きっかけを与える事はできても結局の所やるか?やらないか?を決めて身体を動かすのはいつだって自分。

自分を動かしながら、それでいて「向き合える自分」を作らなければならないなぁ。と思わされた年末。

ええ…

また動いていきますよ。

Category : コラム