2017.7.24
スタイリストゴールみたいな人多いよね笑
「上場ゴール」という言葉をご存知ですか?
「上場ゴール」という言葉があります。
本来、IPO(新規株式公開)は、資金調達が目的であり市場で調達した資金を元にさらなる事業成長を目指すための「手段」です。しかしながら、手段のはずのIPOが「ゴール」になっているケースが「上場ゴール」と呼ばれています。
特に以下のような会社のIPO(新規株式公開)のことが皮肉を込めて「上場ゴール」と呼ばれています。
「手段のはずがゴールになる」
あれ?これってどっかで見覚えがあるような…
と、思うと最も身近に転がってた感じがして。
ヘアサロンで働く時のスタートラインは大抵、物凄い意気込み、前のめり感を炸裂させて入り…
「うおおお!スタイリストになるんだぜ!」
みたいな感じで入ってくることがほとんどです。
その意気込みに呼応し、先輩も時間を割き、教え、その人の為に投資を行っていきます。
「ヘアメイクをやりたくて!雑誌なども!」
という発言も多く見られ、そういった事にも応じながら応援してゆく先輩がいるわけです。
まさに投資家ですよね。これって。
「スタイリストになるまで」
これが共通ワードすぎて、アシスタントを1年、また1年積む事によってエナジーが充満してゆくのが望ましいわけなんですが、どちらかというと萎むパターンの方が多く見られ…
よし!上場!(スタイリスト)
となった時に一瞬の噴き上りを見せるものの、すぐ環境に馴染み、ゴールを決めてしまう事もしばしばです。
あのね。
それはちゃう。
上場(スタイリスト)決めてからが本格的にスタート。
出資してもらい続け(教わり)、やりたい事業(デザイン)を叶える為に上場(スタイリスト)になるわけです。
むしろ、そこからが本番。
現実を突きつけられるとすぐに萎んでしまう模様はまさに上場ゴール決めて停滞期が長い銘柄を見ているようです。
投資をしてもらうという事はそれに応えていく姿勢をみせる責任がある
これは個人論ですし、押し付けようとも思いませんが、考え方の一つなだけです。
人は期待され、それに応じ、また返してゆくものだと思っています。
最近では…
「VALU」なる、個人上場を果たせる時代にもなってきており、暗号通貨でのやりとりにせよ、人は自分に対して期待し、投資をしてくれる事もできる時代になっています。
自分の現段階で言えば時価総額2億6000万。
応えなくてはならないではないか。
そんな感じに思うわけです。
その為には沢山の事に挑戦し、考え、奮い立たせ、お客様を喜ばせ、その過程をまた人に伝え…
そういった価値を見出す事が出来るのがスタイリストです。
すなわち萎んでいる暇などないという事。
最初からお客様が多い人なんていない。
が、しかし、手持ち無沙汰な時間の時の過ごし方が肝心です。
自分の為、人の為。
そして、本来自分がやりたかった事を叶える為に沢山の投資(教えや応援)を受け、上場(スタイリスト)になると思うんですよね。
スタイリストになって暇してる時間でゴールを決めてしまわれぬよう。
上場しちゃったら誰も助けてくれないですからね。
奮い立たせるのは自分です。
自戒。
Category : コラム