Naoto Kimura

2018.3.4

お店は好きなんだけど…

今年も春に近いって事で諸々スタッフの話を聞く機会も。

また、お店の内情や相談毎も聞いていて、久々に仕事をしているように思います。

立場としては基本的に遠巻きから見る立ち位置なので、出来るだけ直接行動は控えるようにしています。

現場のトップがそれをやるべきだと思うのと、基本的に上の目線があるとやりづらさを感じるだろうという憶測からそういうスタンスをとっています。

そんな中でも定説というか、大体出て来る事の多くは…

「人間関係」

みたいなのがあって、ツイッターでつぶやいてたらちょっとリアクションあったので載せておきます。

木村直人 【air】 on Twitter

「お店のこの先や後輩について」 みたいなのでアシスタントに相談される事があるのだが、近しい子ほど本音で返す。 「あのな。君に店の先の事や後輩の事を考える必要はない。君のマストミッションは己に厳しく練習し、一刻も早くスタイリストになる事である。」 そう述べるとシーンとした空気が流れる

木村直人 【air】 on Twitter

僕が店の事やほかの人の事を考え始めたのは管理職になってからであって、サロンが求めているのは自分が努力し、お客様が増え、美容師として充実した姿を黙って見せる事だと考えているからだ。 成熟してないレベルで他の事に言及するのは逆に迷惑にもなりえると思っていた。 考えはあまり変わらないな

木村直人 【air】 on Twitter

人の世話焼いてる奴ほど大してトレーニングも集客もしてないってのは、20年美容師やってきての定説です。 僕が人の世話焼けるくらい余裕が持てたのは32.3くらいから。 大概の場合は自己肯定に使ってる事の方が多いってわきまえた方がいいね。 みんな己に対して頑張ってたら悩む奴は存在せん。

木村直人 【air】 on Twitter

自分がアシスタントの時はスタイリストになるのが全てだったので同僚とか店が潰れるとかどうでもよかったな。 同期別に仲よかったけどいい意味で自分の事しか考えてなくて己に向き合っていたが故に仲よかったとも言える。 みんなデビューは比較的早かった。

木村直人 【air】 on Twitter

あと、美容室辞める時あるあるシリーズで「このお店は好きなんですけど…」フレーズが横行してて、割とドライに返すんですが、「お店を好きな人はどんな辛くても辞めるなんていいまテン!代表例がここに。キリリ!」 と述べると大抵「シーン」とした空気が流れる。

木村直人 【air】 on Twitter

たまに「友達でも探しに会社入ってんのかな?」って錯覚するタイプいない?

まぁ、別にこういった考えが全てではないし、逆の意見もあるだろう。

ただ、「あまりに人に構いすぎて自分はおざなりになっていないか?」

というところには疑問を覚える。

黙って見守る。

黙って背中見せる。

表面トークは使わない。

など、己に課すだけで変わることもある。

そんな事も考えていいのかもしれない。

なーんて。

Category : コラム