Naoto Kimura

2017.7.16

色って案外遠めで撮ってる方がリアリティない?

モデルの「鈴木えみ」さんが髪やりに来てくれました。

なんでこんな感じに撮ってるか?というと…

「接写で撮るとヘアカラーって実はリアリティなくない?」

というところから。

距離を置くと実際、3次元で見たときの雰囲気と近いですよね。

接写だと…

Instagram post by 木村 直人 * Jun 29, 2017 at 10:12pm UTC

1,616 Likes, 2 Comments – 木村 直人 (@air_kimura) on Instagram: “モデルの「鈴木えみさん」が髪やりにきてくれました。 @emisuzuki_official ぴあがり。 こういった色で元々生えてきたんかーい! と言いたくなる仕上がり。…”

もはや、理屈なしになんでも綺麗ですよね。

光が髪を通り抜けるので色がはっきりと出てますね。

近くで見るとみんなこんな感じにはできるんですよ。

オーダーがとても多いのですが、接写のものばかり見ていると…

これが普通に頭に乗っかるって思っちゃうんですが、実際ご自身が鏡で見るとあれ?みたいなことが多い気がするんですよ。

一歩距離を置いた蛍光灯下の写真が1番生な感じが伝わりますよね。

こうなっているんです。

ちなみに…

「モノトーン」というカラーをとばっどばに使っています。

そう、どっばどばです。

聞こえは悪いかもですが、色を深く入れて暗く見せているだけであって、芯の方までは安定的な染まりをしているわけではなく、もちろん褪色もします。

した方がいいんですよ。褪色は。

そしてまた重ねる事で地毛のように。

そのまま生えてきたかの様になるわけです。

接写で撮った写真のイメージをそのままに考えると「あれ?」みたいな感じの仕上がりも多いはず。

こんな理屈もよかったらご参考ください。

Category : ヘアアドバイス