Naoto Kimura

2018.9.27

わかっている他人

家族で自分の実家と妻の実家に。

夏休みというかなんというか…

基本的に出不精な自分で、家の外を一歩出るのすらだるい自分です。

五日間休みを取り、子供連れてお互いの実家にいくなんてのは狂気の沙汰ですが、父親がガン手術を終えた事や、義姉が出産した事もあり…

まぁ、ただきついのは地方に行くと車が必要で、運転していると当然スマホは触れない。

24時間働けますか?でやってる自分からすると後でめちゃくちゃ色んなものが溜まって、また追い込む。

結果休みという休みでもなく、自分は特に観光したいわけではないものの、妻や子供の事を思うと重い腰を上げ、動くが身体はバキバキに…

野村監督流を貫き、動かない事が長生きの秘訣という、動物占いですら「たぬき」な私…

それでもやろうと思うのは家族への愛情もあるけど、何より妻が…

「本当に楽しかった。ありがとう」

という言葉を投げてくれるからなんだろうなぁと改めて思いました。

彼女も僕のことはよく知っているはずなので、そういう気遣いや労いのつもりで声はかけてくれてるのだろうけど、改めてそういう声をかける事、そして如何に「生の声」であるか?という事はとても考えさせられます。

また行こうとも思うし、頑張ろうとも思える。

とても当たり前の様で、夫婦やってると意外と当たり前じゃない事。

婚姻という法律上のものはあるにせよ、もちろん夫婦は他人である。

が、しかし、他人であるからこそ、そういったちょっとした気遣いの重みを感じる瞬間があるのです。

「わかっている他人」

そういう存在というものはかけがえのないもので、婚姻あるなし関わらず、友人に関しても同様の事が言えると思う。

当たり前のことを当たり前に。

とはよく言ったものだがその当たり前の解釈を間違え、おざなりするのが当たり前になっていたりしないだろうか…

そういったものを思い出させてくれる妻にも感謝するし、しんどかったけどいい休みになりました。

また頑張っていきます。

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どうぞよろしくお願いします。

Category : コラム