Naoto Kimura

2014.11.12

【美容業界の為に】が果たして本当か?

僕は基本的に自分の文章とか、コンテンツに関しては割とどうでもよく、正直…

「転載されたり、引用されたり」

しても別にいいと思っていますし、実際…

「ヘアスタイル写真」なども普通に使われていたりとか…

んまあ、別にいいかなー?くらいの価値観です。

なんですが、それは個人においての事であるし、「業界うんたら〜」と述べる方においては立ち位置違うと思うんですよね。

タイムリーにそういう事があったので。

【エピソード】(悪気がないのはわかっているので伏せつつあえてスクショにしておきます。元文は消したので)


(エゴサーチしたら全文をそのまま転載しているサイトを見つけた)

(原文ママをそのまま載せていたサイトでした)

(基本的にはリンクプラスコメント載せたりするものだと解釈しています。もしくは部分的に引用していたらblockquoteコードを使い出典明記をするものだと…)

【転載サイト側のコメント】(先は消してあります。悪気があると思ってないので)



………。

は???

嘘だろ?!?!

いや、別にいいんだけど…

「そもそもよくわかっていないのでは…?」

という疑問。

(僕のコメント。若干引き気味に)


(業界の為になるの?コレ?という疑問。周りの人も意見多数)


(僕とプールマガジンフル転載に関しては消したらしい。いや、そういう事ではなくっていやあのその…他にもあるじゃん。。。クールオムとかwomanインサイトとかも同様だろうよ。。。)

そのあとに関しては「引用元」を明記したのみで原文ママで載せるのは変わらず、更にリンク自体も機能していないなど…

その他にも…

「美容師さんを紹介したい!」

みたいな感じなんだけど、実質なってるのか?というのが疑問なものに対して質問してみたりすると…

(こちらも悪気あると思ってないのでスクショにさせてもらってアカウントは消しています。)

いや…趣味でやんなよ…

とかこういうの多いんですよね。

「美容業界の繁栄を考えているのならちょっと勉強すべきなのでは…」

と思ったりしますよね。

大体、美容師自体ではない「美容師業界に関わる人」が多いと思います。

*まずは現場の人をもっと知るべきなのでは…?

そんな風にも。

「美容師は素晴らしい!その素晴らしさを伝えたい!」

そういったマインドはヒシと伝わっていますが実際の部分で見えていないことが多いのでは?

なんて思います。

「ヘアスタイル写真を撮る事にどれだけみんなが苦労しているか?」

美容師さんにおいては最早ポピュラーになっていると思いますが、ヘアスタイル写真においてもかなりの苦労があります。

それこそ、営業時間外、早朝、休日。全てを返上してまでも。そして予算も自分で出して、お客様に対してよいビジュアルを。そして自分の上達の為に。

というマインドで日々作っておられる事。

文章にしても未来的な部分で…

「よりよい美容知識を皆さんに」

みたいなマインドでせっせと日頃の知識出しておられたり…

それも、少ない時間の中、休みの日であったりしたとしても…

詭弁を述べるつもりはないのでその目的が「集客やブランディングの為」だったとしても…

「使っている時間は計り知れないもの」

だと思うんですよね。

webがスタンダードになっていて、紹介したいマインドはめちゃよくわかるのだが、あっさりと「コピー&ペーストされてしまう。画像もあっさり保存できてしまいそれをつかうことができる」わけなんですけどそれを普通にやってしまうのは果たして…

「美容業界の為になってるの?」

web、アプリサービス、集客ポータルサイト。

別に沢山あるし、広まるのも全然いいと思う。

役にたってることもある。

んでも「美容業界の為に」という御旗掲げる関係者の方がまずは知るべきは「現場の苦労を知ること」なのではないでしょうか?

「インターネットに関してももっと勉強するべき」

そう思います。世論や、ましてやそういったものを扱うのであれば自分自身がフル活用して情報収集しているのでしょうか?

知らない事が多いのでは?と思います。

ヘアスタイル写真においても「一コンテンツ」です。

運営している方は本気で「私利私欲ゼロ。そこから派生する収益(メリット)は一切ない。」と言い切れるのでしょうか?

本気で考えるならそういった長期的ビジョンやフェーズ。

身を切るアクションまでもが必要なのではないでしょうか?

そういった疑問を感じずにはいられません。

今の雰囲気は。

美容師が抱えている苦労や苦悩。

本質的な素晴らしさをよりよい形で伝えるものを凄く望むし期待しています。

悪読みされないとよいのですが。

それでは。

Category : コラム