Naoto Kimura

2016.5.5

風習を忘れさせてくれない祖父母

端午の節句ですね。

鯉のぼりです。

「遠奈」ネーム入り。

新生木村家におきましてはかつての風習を捨て去るというコンセプトが勝手に成立しており、伝統文化は忘れ去り、デジタルメカニック渋谷系家庭を目指しており、結婚式はおろか、死んだら葬式ではなく散骨お願いシャス!

という雰囲気なのですが、念の為一応そういう意を汲んでくれてか確認のメールがきたんですよ。

遠奈の節句に対して何か送りたいのだが「お金or鯉のぼり?」ファイナルアンサー?

と…

貫徹主義の僕は迷う事なく…

お金!と返信せよ(僕は返信しないので全部妻にLINEがくる)

と言ったのですが…

わかったと言って届いたのは…

鯉のぼりでした。

遠奈君不機嫌だよ。全く…

鯉のぼりではなくグーグルグラスかiPhoneならご満悦な顔をしたかもしれません。

大きくなれよ。

んでもね。わかるんです。

気持ちは受け取っています。

僕は正直、こどもの日の記憶はないです。

謎に家に兜があったりした記憶はありますが「意味」は全くわかってなかったんですね。

んで調べました。

「感謝」する日だったのですね。

そうか…

おじいちゃん、おばあちゃんありがとう。僕たちは元気にしています。

彼も今日はご機嫌。

鯉のぼりを見ながら、どんなデジタル社会になっても彼もこういう気持ちを忘れませぬ様に。

そして感謝できる男になります様に。

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