Naoto Kimura

2017.5.13

美容師の上手下手

興味深いツイートがあって…

野坂信二(のっち)癖毛の悩みを解決する人 on Twitter

カウンセリングに来てくれた方に「いつも担当してる美容師さん上手ですよ」って言ったら「じゃあそっち通います」って帰ってった笑

これに関して持論を述べたら多少リアクションがあったので…

木村直人【air /LOVEST】 on Twitter

わりとこのケースよくある https://t.co/kXw7sISwol

木村直人【air /LOVEST】 on Twitter

「美容師にも得意不得意ありますからね。僕じゃない方が良い場合もありますよ」 とかって事は言う事あるし、カウンセリングだけでお帰りになるかたもいらっしゃる

木村直人【air /LOVEST】 on Twitter

美容師に関して言うと「上手下手」というよりは「相性」だと思っている。 上手い下手で切り取ってたらライセンスの意味もくそもないし、変な先入観植えつけて本質的にその人のヘアースタイルが良くなるとは到底思わない。 なので自分以外の美容師さんも全員上手いという認識。優劣より相性。

美容師の上手い下手って何基準やねん?

そう、こういった話題もよくある話で…

「あの美容師さんは上手い、あの美容師さんは下手」

何を基準としているのだろう?

カット?

接客?

技術とかでも「セニングはダメ」とか、じゃあ無意味なスライドカットはよいの?

とか…

色んな要素がありませんか?

そういった背景から僕は一貫して…

「全員上手いですよ」

という言い方しかしません。

それこそ、そこで優劣つけていたらライセンスの意味もくそもなく、基準を満たした国家ライセンスが交付されている上にカーストつけるみたいな謎の文化も理解できないし、それこそそこにビジネスが発生していたりとか諸々謎な部分でもあるわけです。

そもそも上手いから免許発行されているわけであって、そこプラス上手いどうのこうのは個人の感想論だと思うわけなんですよね。

全員上手いというのが前提の中に…

「相性」

というものがあるわけでして、当然僕にも得意技術、接客要素があるわけで、そこがハマれば「また行きたい」となる。

逆に美容師の方から「あっ。これはこのお客様にとって僕がやらない方がいいかも?」

なんて事もあるので、カウンセリングだけでお帰りになる方も珍しくはありません。(無理に帰すとかでなく、きちんと説明して、アドバイスまでする)

そうしていかないと本質的にその方のデザインが良くなるとは思えないわけでして、商業先行というわけでなく、本質に向き合った時にはそういう答えになるのは容易に想像できると思います。

従って相性というものが非常に重要ですし、恋愛と同じようなもので、フィーリングで合う人が世間の美容師から評価されてるか?なんてのも全く関係ない。

上手い下手で切ってしまうとかなりネガティヴに聞こえてしまってなんだかなぁ?って思ってしまう事ってありませんか?

先日見かけた記事。

あ、これには完全に同感ですね。

いい記事だと思います。

こういう風潮に関しては同一見解です。

同じ業界で、同じ職業の人を引き合いに出しながら自分を立てる手法ですね。

こういったのが…

「あの人は上手い、あの人は下手」

という印象操作に繋がりますよね。

あなたが「あっ。この美容師さんは相性いいな」

それ以上の通う理由はないのです。

上手いのは全美容師上手いですよ。と述べて締めたいと思います。

Category : コラム