2017.6.3
特に”望むもの”がないと言ったら驚かれる
お客様との会話の中でよく、「人生観」みたいなものを問われる事があって…
サロンワークにおいても割と脱力系な感じで(いや、技術はもちろん真剣ですよ)やっていて、ガツガツしないというか…
あまり前のめりな雰囲気が出ていないのか、「これからの目標は?」みたいな事だったりとか、収入的な事や、資産管理についての会話も多く、普通に…
「いや、もう特に望んでる事がないんですよねぇ。」
と答えると、ギョっとされる事が多く、むしろ自分の方が申し訳ない気持ちになる事がある。
僕はアラフォーで、世間的にはまだまだな年齢なのだろう。
「これからなのにー」
なんて笑い話にもなるのだが、基本的に自分が欲していたものというのは(具体的ではないが、なんとなくそうだったのかなー?みたいなもの)「家族と住まい」くらいなものであって、子宝にも恵まれ、住まいとしても満足できるものに巡り会えた。
資産や保険みたいなものももちろん考えはするのだが、何百億円だとか、億円単位の事も考えておらず、ちゃんとメシが食えて、まともに生活できるという資金確保ができている以上、特に上を目指すというものもない。
土地や不動産、高級な時計や車…
その他考えられるモノに対しての欲求が皆無で、むしろどこに資産を消費すればいいのかわからなくなる。
使う方向性も見えないというか、実際、時間が余っていると家に篭り、じっとしているのが好きな「日陰系」である。
人欲というか、家族以外の人間に会いたい欲求なども、インターネットにおいて、実際に会う人数よりもはるかに多くの人とコミニケーションもとれていて、そこに関しても満足しているため、実際足を運ぶ必要もないと思っている。
ふと、最近とてもつまらない人間なのではないだろうか?と思ってしまう。
んでも、本当に不満なども全くなく、幸せなのだ笑
強いて言えば欲するものは「時間」というものであり、人体改造でも行って、1ミリも寝なくて済む身体になれるとか、時空が歪んで、1日が48時間になればいいなぁ。とか…
そんな突拍子も無いことを考えている。
あ、そうだなぁ。
やっぱ時間だわ。時間。
唯一欲しいものは。
そんな事を思いながら、現在は「無駄であろう時間」というものをことごとく排除していっている。
仕事関連でも、余計に肉付けされていた時間をそぎ落とし、その短時間に集中し、タスクを消化する。
美容師以外の仕事でも無駄であろう時間はそぎ落とし、パフォーマンス向上にこだわる。
働き方の在り方を問い、概念にとらわれない働き方を提示、プレゼンし、理解を得る作業をする。
今のステージはそんなところである。
よく問われるのでじっくり考えてみると、こんなアクションに出ている。
そう、望むものは時間か。
朝早く起きてみて、思い返した時にふっと書き起こされていた。
はやく週3休みたいよ。
Category : コラム