Naoto Kimura

2017.8.6

青春時代を過ごしたラーメン

時は流れるのが早く、渋谷でもう16年くらい暮らしてるんだなぁと…

このタペストリーみてしみじみと。

15周年ですかもう。

「麺の坊 砦」

ここのラーメン屋から徒歩30秒くらいの所に住んでいて、本当にオープン当初からお世話になったものです。

この界隈は当時「新泉パーラー」とかコアなカフェもあったりとか…

今だから言える事ですが、airで働くのを決めたカフェでもあります。(ここで喋って)

砦もオープン当初は全然ガラガラで…

大将の「中坪さん」

久しぶりにお会いできたけど全く変わってませんでしたね。

本当にいい人というか…

「頭のいい人だなー」

って思っていて、接客や気配り、こだわり方が半端なくて無意識のうちに勉強させていただいていた。

気付いたらめちゃくちゃ人気店になっていて、味はもちろんなんだけど中坪さんの人柄や手腕が優れていた事は言うまでもなく…

住む場所も変わって、なかなか行きづらくはなってしまったが、ふっと訪れたくなる場所でもある。

基本的に飲食店やタクシー、その他サービス提供の場であまり話したくはないタイプなので、僕自身そういった思考は自分の仕事にも活かされているが(あまり積極的には話さない。ゆっくり過ごしてほしい)、中坪さんに話しかけられるのは全く嫌さがない。

この不思議さはなんだろう?と思う。

久しぶりに一杯のラーメンを味わいながら、過去を話し、過ごした時を経て見られる感想を聞き、そして心地よき眠りについた。

こういった思い出深きお店ってあるよね〜。

なれたらいいなぁ。

20周年も変わらず憩いの場であってほしいですね。

ご馳走さまでした。

「麺の坊 砦」

Category : ブログ