Naoto Kimura

2018.4.2

実は会社作りました

おはようございます。

昨日言うとエイプリルフールだったので嘘っぽいかなー?っていうので。

実は…

会社作りました

唐突ですね。

社名は…

エアービー

です。

???

って方も多いと思うのですが…

air-bという屋号は、air創業一号店目の屋号です。

当たり前に聞こえるかもですが、airは割と店長が店舗の最高権力者であり、ディレクター、僕のように執行役員、上の役職といえども、任せている以上、考えを尊重するようになっています。

air-bは東麻布から渋谷に移転し、最後店長を務めていたのが僕でした。

airを背負ってきた方々が店長を務めてきたair-b。

自分が最初で最後務めた店の屋号でもあります。

今では名を変え、当時よりも店舗も増え、air-bestというコンセプトの元、展開してきたサロンも形をかえましたが、会社を興すにあたって、なんとなく自分の中で残したいフレーズでもあったのです。

「社名何にするの?」

と社長に問われた時に…

「エアービーにします」

と言ったらキョトンとされました。

副社長に言ったら…

喜んでくれましたね。初代の店長だったので。

社内起業という形で、社長、副社長、ならびに会社にも株主になってもらいました。

これは自分から提案したものであり、独立うんぬんというよりは、普段美容師が想像する「仲間とは?」みたいなフレーズを詭弁じゃなく具現化する為のものであり…

「自分だけじゃないものの理想形を創造する」

事をモットーに、社会では当たり前の事も、業界では珍しい価値観を元にプレゼンし、かなりスムーズに承認を得たものであります。

自分は特異なタイプの美容師であることは自覚していますが、自分なりに諸々考え、これからの美容師の働き方、在り方。

労働時間、休暇、所得、兼業、副業的な事、家庭との両立。

様々な事を盛り込んだ時にこういう形が生まれ、そして育んでくれた会社に対して貢献できるアプローチを盛り込んだものにする事。

自分が行動していく中ではそれがベストな事であり、また、学んできたマインドであると思っています。

独立、フリーランスといった形も定着化してきていて、第三極的発想でしょうか。

本当の意味で誰もわだかまらない形を創造するのはとても難しい業界ですが、最も誰も傷つかなくて済む…

いや、もっとよりよくなれる形というものを考えた時にこういう考えに至りました。

これにより、自分の行動パターンも増し、自分の時間も作りやすく、またより多くの人や事柄に触れられる…

「髪を切るだけでは終わらない美容師になる」

入社する時にもらった言葉で響いたフレーズであり、それを13年かけて体現してきました。

こういった形がとれる事は、現在の社員にとっても良きビジョンを見せられる事にも繋がるのではないか?

そんな風にも思いました。

何よりも理解を示して、形にする事において尽力くださった社長、副社長には感謝でしかないですし、またエアーエンターテイメントの執行役員も兼任していくことから、益々の頑張りを求められていく事になる事を思うと、自分の中でも昂りを感じます。

何かに挑戦し続ける事、続ける事。

自分の中では永遠のテーマであり、生きる意味でもあります。

サロンワークスタンスはイレギュラーな部分もあり、ご迷惑をおかけする部分もありますが、もちろん現役は続けていきますし、また…

「美容師をより楽しむ為に考えた事」

でもあるわけで、追い込むスタンスで苦しい部分もあった美容師スタンスから、よりアーティスティックに。

そして、リラックスした状態で美容師という仕事を楽しんでいきたいと思っています。

やっている事はあまり変わりはありませんが、比較的時間もとれ、考える視野をより広げる事が出来そうです。

また新しい木村直人劇場が始まりそうな予感がしています。

今後ともよろしくお願いします。

さて、いきますか。

Category : コラム