Naoto Kimura

2021.4.27

“伸びている後輩”にたった一つアドバイスしたこと

おはようございます。

朝5時半でございます。

コロナウイルスはなかなか緩めてくれない一方で、好天が続いていますね。

さて、こないだかなり久しぶりにサロン現場に。

色々ヒアリングしていると、問い合わせ等で「マスクの着用の仕方、感染症対策の対応の仕方」などの質問が増してきているということを聞き、身が締まる思いでした。

が、もともとダブルマスカーな自分というか、ほぼ武漢からコロナが出てき始めからスタッフに手洗い、マスクの着用を徹底させていたのでかなり早い段階からそういった意識は高かった店だと思います。

基本的にまず「お客さんにうつしてはいけない」

この気持ちから入るよう徹底してきていて、当時の銀座は多国籍な方々で賑わっていたエリアでしたから、尚更そういう意識付けが大事だなと思ってました。

美容室でもそういった衛生意識が高まった事に関しては良材料とも捉えられ、美容師の価値をあげていくという意味では良い部分もあったのではないでしょうか?

さて、本題に。

・自分がサロンに立たなくなってから

ちょこちょこ様子を見に行く事はあっても、自分が商用的な作業でハサミを振るう事がなく、ほぼリサーチやかつて指名してくださってて、未だ後輩たちに髪を委ねてくださってるお客様と話したり。

ここ2年くらいは穏やかに予約制限をかけていたので、急激に数字が転落するって事はないだろうと踏んでいたものの、自分が休んで傾くような感じになっちゃったりしたら…

なーんて、心配を払拭する様に…

誰かがいなくなれば誰かが出てくるものですね。

急激に伸びた後輩もいて、ちょっと恥ずかしくなっちゃいましたね。

「俺じゃん。俺が単なる承認欲求モンスターじゃん。」

と。

寂しくもあり、また「嬉しくも」

まぁ、そういうのもあり正直ホッとしています。

ありがたいですね。

まぁ、行けば挨拶もしてくれるわけなんですが、チラッと話すタイミングもあり。

「正直、イチイチなんか言ってくる先輩はだりーだろな」

と、心の中では思いつつ。

まぁ、自分を慕ってくれて上京してきてくれたという様な子だったので、うざくないレベルに一言。

「壁を。壁を越えきるにはもう一段謙虚に。」

それだけ。

これは調子にのんじゃねーぞ!的な抑えつけではなく、かなり遠回りしてきた自分だったのでわかる一つの答えでもある。

伸び盛りの子に自制を促すほど愚かな行動もしたくはないが、伸びているからこそ、ここで自分の人格も伸ばしていく作業をする事は教えておきたかったのです。

多分、言われている意味もわかってくれていると思っていますし、長く説教じみた物言いは正直もうごめんだろうし。

ほんと一言だけw

んー。あとね。

あー、めんどくさかった。めんどくさかった!w

スタッフと喋んのめんどくさいんですよ。

なのでほぼ喋らないですね。

てか、もう何言ってもダルいだろうなぁ的な年齢になってしまいました。

しみじみと老害化していく自分に抗う挑戦をしながら。

「木村さん。俺こんなやれる様になりました!」

と沢山の報告が聞けることを願って。

(後輩との会話。謙虚について)

(何年も前に退社した子。その後のサロンで大活躍なさっているそうだ。そういうのを聞けるのも嬉しい)

Category : コラム