2015.1.10
木村が勝手に妄想する2015年の美容業界アングラ予測
パァ( ᐛ
2015も明けてしばらく経ち完全に仕事モード復活してますよね。
「2015はこうなる!」的な記事を幾つか読んでいて大変参考になりました。
ですが、割と現場の方でなく、客観的な意見を見ていると勉強になると共に…
「妄想」
が膨らみます。
”あー。こうなりそうだなー。”
みたいな現場感覚。
そしてそれでいて僕は生粋のひねくれ者&性格がねじれているだけならいいのですが、回転しすぎてちぎれるレベル。という全く始末の悪い人間を自覚していて、どーもネガティヴと言いますか「ひねくれ消去法」みたいな考え方をしてしまいます。
そんな僕の妄想で思う事などを…
・個人メディアは更に増える(無料ブログから離れる)
自分も「naotokimura.tokyo」という自分のメディアを持っていますが、ブログという形から更に進化したメディア型のものが2014後半から沢山出てきましたよね。
そのメリットに関して正確な知識はないものの、業界的な特性で右にならえと取り組まれる方が多い様に思います。
これに関しては間違いもなく、結局メディアは自分次第な所もありますから自分でお金かけて作った方が継続できる可能性が高いと思っています。(サーバー、ドメインなど。構築は自分でやられてる方が多いですね。僕は委託しています。)
基本的に「オウンドメディア」が叫ばれてきましたが結局の所「プレイヤー個人」の持ち物として認めた方が続けやすいんですよね。
僕は立ち位置からこのメディアに関しては会社にとって有用になる様に。と考え行っていますが、基本的に「みんなの為に(お客様でなく、スタッフの為に)記事を書き続ける」というアクションを期待する方が残酷でしょう。
「まず価値を認められていない」
そう、決定的なのは「上の理解」というものでありまして、理解が得られなく、その上色々書いたとしても報われない負のスパイラル状態で会社のオウンドメディアに書け。という方が完全なる暗黒です。
そういった背景から個人に走らせてしまった方が活き活きと色んな意味でよい効果が生まれる事は間違いなく、そういった形で構築なさる方が増えるのでは?なんて思います。
そしてその上で…
・アドセンス(広告)に対しての価値観がマイルドに
記事に対して「アド」(広告)を掲載している方も増えてますし、僕もそうなんですが、基本的に自分のメディアマネタイズというものは必要だと思っていてそういった収入フローを確立される方も出てくるのでは?なんて思います。
店販さながらに別の角度からの収益を上げる事。
これは普通に数年前から述べてましたが、今年はより増えるのでは?なんて思います。
感覚としてもマイルドに。まぁ、普通の事として捉えられれば「違った可能性」が見えてきます。
こんな所も想像しています。
そしてその上で…
・YouTubeに挫折
「動画だ!今年こそ動画だ!」
と、言って数年経過。
声高らかに扇動し、ヒットアンドアウェイを繰り返すコンサルタントの方もいらっしゃる様ですが基本的に数年以上前から動画はもちろん注目の対象に上がっているわけなんですが、イマイチやり切れないのは…
「努力と効果が見合ってなさすぎる」
という所。
YouTuberなるものも勢いありますが、基本的に我々の職業で出来ることは限られていてかなりの努力をしまくらねばファンは増えないでしょう。
「5分以内(くらいの長すぎないやつ)の動画を毎日数年投稿し続けてやっと結果か出るかなー?」
というくらいの予想。
「若めターゲット」「メンズ対象」という所なら一部イケメン系美容師であればヘアセット動画などコンテンツも作りやすいですが、女性対象ともなると「生活感」に合わせたものを作らねばならず、努力は果てしなく、なおかつ、みんなが一斉にやり始めてのコンテンツの類似化などを想像し、更に動画作成にはタダでさえ時間とYouTuberによるクオリティ向上の為にお金も労力も半端ない…
そんな所を考えただけで絶句。
おまけにそれに対しての効果どや?
と考えた時に「20再生」くらいで止まったら卒倒してしまうかもしれません。
荒くれ者が一度は飛び込んでいく可能性はあり、一時盛り上がり見せる可能性はありますがそれ作ってるなら別の事した方がいいという見解に行き着く気がしています。
おまけに「動く」という所からリテラシーも問われ、マイナスに転じる可能性も高く、「BAD」バリバリ付けられて心を刈り取られる危険性もあります。(僕は全部非表示てへ。)
従って結局の所「キュレーション」しつつ、テキスト交えて自分らしい表現に持ってく方がいんじゃね?みたいになりやすく、動画作ったはいいが、餅だけ持ってかれるお地蔵さんみたいになりかねません。
こういった所からなかなか取り組みは増さないわけなんですが、キチンと「アドセンス」入れて収益モデルを作っておけば少なからずの見返りはあると思っていて動画にトライされる方には「アドセンス」を入れる事を強くオススメします。
こういった所から「美容師は実際にお客様を担当する事によってお金を頂くのみ」という所から「知識を吐き出す事による見返り」というモデルも成り立ち、こういった形であれば実際の来店に繋がらなくともやって何もない。という究極の暗黒リスクは回避できると思います。
どーかなー。その辺。
まだちょっと難しいよねー。と思います。
若めの美容師さんには勧めたい所ですね。
何せ…
「イケメンですから(肌もキレイだし…ウルウル…)」
体力もあります。
一部、YouTuberとしても開花する美容師さんもいると思っていてその極小の数%に期待を寄せています。
僕自身は「Q&A」とか「対談の動画」ならやりたいかなー?と思ってますよね。
・Instagramに飽きる
目下、隆昌を極めているInstagramですが、基本的に面白さを感じた事はなく「冗談の通じないツール」は基本的に続きません。
「オシャレ」という角度から考えますと非常に魅力的なんですが、傾向から見まして「写真のみでどうこう」という時代ではないように思ってまして、美容師を選ぶにも…
「より中身を本質を」
という見方でお客様は選ばれている様に思っています。
従って、ステータス上には好作用する様に思いますが、「人と成りがわかりにくい」ものに関しては効果としては懐疑的です。
「テキスト」がメインでないものに関しては基本ライン難しさを感じていて…
「どんな人なのか?」
というのを表現するにはやはり「言葉」というものが必要でそれを表現するには不向きな感想です。
postしてってもアクションが少なかったりすると必然的に稼働は落ちますし、これもまたYouTubeと同様に「割り切れる人」と「一部求心力の高い人」に向いているツールだと思っていてやはり今年は下降傾向なのでは?なんて思っています。
僕が基本「オシャレではないよ」という自己割り切りがあるからこう思ってしまうかもなのですが、そんな風な感想。
ま、美容師でもオシャレな人ばっかじゃないですしね。割とフラットなサービスの登場を期待したいところ。
・集客系サイト、ヘアスタイル写真共有サービスの真価が問われる年。
ま、ホットペッパービューティーにおきましては変わらず発展していき更に進化を遂げる事は間違いなく、基本ライン「止める」とかそういった発想は全くありません。(お金はかかる…_| ̄|○)
ま、ですが費用対で結果を出し続ける王者である事には変わりないので依然変わらずでしょう。
後は「USENのBangs」「HAIR」などは今年どういう展開になるのかなー?
というのには注目していて今年真価が問われるんでしょうね。
コツコツ積んでいける方は結果が見えるかも知れませんし、やらなくなる方もいるでしょうから結局道を示すしかないのだと思いますが、やはりどうにも「オシャレ系」なので差がつきやすく、現場としては難しさを感じてしまいますよね。
それを上回るユーザーが増えればとてもいいと思うので期待しています。
・逆にコミニティ感を押し出したサービスの盛り上がりを予感
YouTubeにしてもInstagramにしてもテクニックや、個人の世界観が強く表現も難しさがありますがそれとは逆に一番いいなー。なんて思っているのは…
「楽しそう」
という所でありまして、「沢山の人の中の公開コミュニティ」(例…300万ダウンロードを突破した”755”)や…
究極論…「メチャフランク。近づきやすさMAXなサービス」(例…LINE、スナップチャットなど)
そういった簡単で近よりやすく、何より楽しく「雰囲気を感じさせるもの」というものには発展の可能性を感じていて、やはり僕ら美容師ですからコミュニケーションモンスターの異名をフル発揮できるフィールドとなる可能性があり、「応対が簡単にできる!」というキーワードは今年更に爆発しそう。
「イコール フリーの美容師が更に増える」
傾向にあるのでは?なんて思っていて、正直…
「予約はLINEでとればよくね?」
みたいになりますし、友達を増やす事により自分のフィードで表現できる事が沢山あります。
アフターケアもばっちりです。
「今のうちに激烈にフリック入力鍛えておけよな!」
こういうアドバイスもオンラインサロンの中では行っていて、クイックレスポンスを癖にできる方には非常に決定的な武器になるでしょう。
僕自身はTwitterか主ですが(個人で予約とれないし、公開で返信してる方が楽)LINEは非公開でなおかつインフラも抑え始め、更にオープンソースなテキストサービスの登場もニュースとして出てきています。
LINEに関しては2015も俄然、主役にいることは間違いなく、愛して止まないツールにしておく事は将来への投資。心に決め楽しんでいくのがよいのでは?なんて思ってます。
・Photoは?
Photoは美容師の表現ツールとしてスタンダードになっており減ることはなく、必要なものであることはいうまでもありません。
表現の発展系。
いわゆる…
「切らない、染めない、スタイリングだけのイメージPhoto」
というよりは「例えば、お客様を撮ったとしてもモロに顔を出さない目線外したものや、バックショット」(プライバシー上)とか…
「もう少し世代が上のもの」
みたいなものには魅力を感じているので個人的にはトライしたいかなー?と…
スタイリングイメージPhotoだとしても…
「究極のクオリティ」
を追っかけていく分には全然いいと思っていて、Photoの在り方も多様化してゆく…
そんな感じかな?と…
あれ?
なんかWebとかPhotoとかそっち系の予測になっちゃったな…
ま、んでも現場で感じている事なのでこんな妄想もヨシということです。
いいですか?
あくまで「妄想」ですので悪口を言わないでください。
大事な事なのでもう一度いいます。
「悪口を言わないでください」
いいですか?峯岸みなみさんですよ。
峯岸さんのTwitter第一声目のこの発言に感動した生粋のツイッタラーです。
僕は今年も「Twitterラバー」として邁進していきたいと思います。
それでは。
Category : コラム