2018.6.27
アジアビューティーエキスポの裏側③と親子三代
続き。
(その1)
(その2)
そして本番を迎える。
おおー。めっちゃいるなー。
ありがとうございます。
こういう時にどういう心境なのか?と問われると、特に何も考えていない。
これは本当に。
緊張するかしないか?というのも良く聞かれるが、割とそういう部分に関してはひと壁越えた感覚はあって、airに入社してそれくらい濃い時間は過ごさせてもらった。
特に、airという環境は人前で話す訓練の様なものが日常的に行われていて、はっきり言って当初、ガチガチになり、真っ白になって話すことも飛んでしまっていた様な自分も…
雑誌、対談、取材、講演、テレビ…
様々なキャリアを積ませて貰えた事によってか否か?
そういう場面においては不思議とリラックスできていることが多い。
そういった感覚やメソッドについては普段からオンラインサロンなどでも共有している。
1番簡単に言えば…
「そういった苦しみがあり、数をこなす事で克服する」
という事である。
場面を与えてもらえる環境というのは本当にありがたい事なのであると。
アジアビューティーエキスポ。 ありがとうございましたー! #美容師 #美容学生 #VR #abex
610 Likes, 4 Comments – 木村 直人 (@air_kimura) on Instagram: “アジアビューティーエキスポ。 ありがとうございましたー! #美容師 #美容学生 #VR #abex”
雰囲気。
もう、普通に家にいる感覚である。
何層もフィルターがかかっているように見えるのは…
普段からお世話になっている「日華化学さん」からお借りした…
ナノダイヤモンド「デュアルミエ」と呼ばれるフィルター。
日華化学さんに訪問した時に一目惚れしたのでお借りしました。
流石の素晴らしい技術。
こうしてテクノロジーが進化してゆく。
椅子も家のを持参。
フルダイブしている感覚から現実に戻されてるイメージですね。
なので割とぼーっとやっています。
あと、カットやセットをする時に手技で派手なカットやセット手法などはほぼ採用してません。
というか、辞めた。
顧客もそうなんですが、パフォーマンス要素が高い見せ方というよりは落ち着いた、上質さをサロンワークでも求めているため、見てるぶんにはつまらない手技かもしれないが、自分も年齢を重ねる毎により、本質を求める様になる。
自分らしいとはなんぞや?
という答えがこういう事だったんだろうと。
ただ、別に他の技法が悪いとかそういうことではない。
自分に合ったものというのを自分で判断するのは大切だと思う。
だから先輩はやってても僕はやらないとか、そういう事も多々あった。
これからの美容師さんにはより自分らしさを追っていけばいいんだろうと思う。
無事終了。あざした。
淡々と終わっている様に見えるが、実は直前にモデルさんのキャンセルなどもあった。
特にそういうのがあってもあまり動揺はしない。
「そもそもギリギリにしか動いてないからw」(モデルのアポはかなり前から入れていたがw)
アシスタントには…
「これも勉強、普段のコミュニケーションの取り方を見直しなさい」
と、告げすぐ代役を立てた。
「スタッフ」
w
クラブとかでノリノリでいけて、物怖じしないだろうと思っていたスタッフを立てた。
真ん中w
特に悪くなかったと思う。
ドタキャンも想定内よ笑
親父とアジアビューティーエキスポの話
アジアビューティーエキスポというのは第8回になるんですか。
4年に一回ということで32年も歴史がある。
僕が美容師になって21年になり、専門学生の頃はいつも親父が業界誌やビデオ(当時)を送ってきていた。
その中にあった一本のビデオがアジアビューティーエキスポだった。
だから名前は知っていた。
「あー。すごいエキスポなんだなー」
とイメージに残っていた。
そういうのに自分が出場するとは思っておらず、割とクールな親子関係である僕も…
なんとなく、親父にLINEをしておいた。
1つ親孝行できたかなー?と…
したらなんか、あんま良くない報告も聞きつつ、色々思いながら立つ事に。
息子
そういった部分も踏まえながらやり、妻も大変なのに息子を連れて見にきてくれた。
私が関わっているカラー剤のブースでは色々可愛がっていただけたようだ。
こちらも大変お世話になっているし、今回のステージの部分でももろもろお世話になりました。
大変感謝しています。
彼の目にはどう映ったでしょうか?
次男は理解できない年齢なので残念ですが、長男には少しは感じる部分はあったでしょうか?
自分が親父から見せられた時はもう割と大きかったので理解できましたが、理解できないまでもなんとなく繋げられて良かったなぁ。と…
まぁ、彼が美容師をやる事はないでしょうが。
(多分)
そういった意味でもよかったなぁ。と…
まぁ、なんにせよ自分は自分なりに引いていた目標ラインは越えられたと考えていて、必然的に自分の引き際を考える所にいる。
ただ、しかし、サロンやスタッフの事を踏まえ、自分のやってきてもらった分に関してはしっかりとやっていきたいというつもりで今も活動をしている。
みんなそれぞれ思いを持って生きている。
まだまだそういった意味ではやらなくてはならない事も沢山あるのだろうと。
次から次に素晴らしい美容師が輩出できるサロンになっていきたいですね。
そういった期待も込めつつステージに。
何か感じられるものになってればよいなぁ。と…
そんなこんなで裏側と感想。
美容師として非常に光栄な舞台に立たせてもらった事、そしてアジアに向けてグローバルな発信ができた事。
とても良かったと思います。
また、何か機会があれば。
あるかなぁ?笑
そんなこんなでした。
また頑張ります。
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