Naoto Kimura

2014.10.17

聞けば教えてもらえるは間違い。

グアムから帰路につくこの空港。

当然のごとくに出発遅れ(2h)

はいありがとうございます。

別に非難するつもりはありませんがやはりこういう感じが嫌いなんでしょうね私は。

楽しい事もお後の予定もぶっ壊しです。

とてつもなく難しい事は理解してるのですが、この辺の解決計れたら日本の航空会社パーフェクトですね。

誰もが思っていることでしょう。

最早、矢萩が一心に読んでいる美容のページ。とてつもなく読み込んでいるので嫌がらせで写メ撮るくらいしかありませんね。最早。

このブログは飛ぶまでに終わりにいけるのでしょうか?

さて。

私はグアムに来て…

「日本国内にいるよりも美容師さんに話しかけられました。」

総勢、グループで言えば5組、人数にして20人くらいですか…

それ自体は別に嬉しいことです。

ありがとうございました。

写真とかも別に普通に撮ります。

全然嬉しいです。

「あ、木村さんや!!!」

通りすがりにお腹をポンと…

これは正直不愉快でした。

更に…

「airの木村さんやで!!」

はいありがとうございます。

僕は別に見世物ではありません。

笑顔で返しましたがとても不愉快です。

美容師さんはそういう事は僕以外の美容師さんであろうと控えましょう。

マナーとかモラルを疑います。

「ブログを見ています!セミナー行きました!」

が合言葉であった様なので一つ言うと僕はそういう事は当然セミナーでも教えないし、ブログでは糾弾します。

読んでくれているならその辺の感覚まで感じましょう。

その中の出会った人達の会話では…

「海外のその場面ですら、仕事の話を持ち込み、仕事のコツや写真のコツなどを尋ねてくる方もいました」

僕は…

「ん〜まあ、あんまなんも考えてないっすね。感性の赴くままに」

と答えました。

それ自体は別に構わないし、僕も普通に答えようと思うのですがある種不思議な感覚に襲われました。

「自分ならこういう所で聞かないなぁ」と…

今の美容師さんはみんなとても勉強熱心で真面目だと思います。

が、しかし…

逆になんでも聞いてしまう感じの文化。

ましてやそういった場面で聞いてみてしまう感性がむしろ成長を邪魔しているのでは?

なんて思ったりします。

僕ら世代は…

「見て覚えろや!」

な要素も大きい時代で、どちらかというとそういった所で「空気感」みたいなものを学んだ様な気がするのです。

「あ、この場面は違うかな?」

先輩の眼光を気にしながら考える。

とことん考える。

先輩の意図しているものは何か?

その中で表現するものとは?

スタイリストになってもそれは同じで…

「これはどうなんだろうか?」

「んでもとにかくやってみないとわかんないよね?」

「そういった評価みたいなものがお客さんやSNSでの評価に繋がるんじゃないか?」

なーんて思ったりします。

教えないとかそういう意地悪な話ではなく、僕は基本的になんでもオープンなので話はするし、聞かれたらアドバイスもする。

んでもなーんか……

「別にその人のタメになんないんじゃないかなー?」

なんて思ってしまったり。

求められるのは嬉しいのだけど……

「場面履き違えたり、空気感を読む感性」

とかが1番成長に繋がんじゃないかなー?

なんて思ってしまう今日この頃。

やたらと「インプット」「アウトプット」

なんて言葉もよく聞くんですが、それ自体に僕はあまり興味もなく…

「言葉」という表現マジックにとらわれず、どーん!と自分を表現したらいいんじゃないですかねー?

なんて思う今日この頃。

ただいま。日本。

やはり私は日本が大好きです。

むしろ世界に感化されず、大和魂的感性で逆に世界に「ジャパンビューティ」を見せつけてやりたいものです。

うおっしゃー。ニッポン。

Category : コラム