Naoto Kimura

2016.10.28

「上手い」か「下手」か

先日、大先輩でありつつ、やり方もモットーも違う方々で異色な対談をさせていただきました。

まぁ、色んな手法、経歴、考え方。

色んな切り口で勉強になる事が多々あり、感謝でしかないのですが、考え方もやり方も違う中で面白いなー。と思う議論が。

片方は…

「僕は上手いんで」

と言い切り、もう片方は…

「いや、僕は下手ですよ」

と言う。

別に増長してとか謙遜して言っている雰囲気もないし、本人の中ではそれが真実なのだろう。

面白いのは、別にどっちだと言ってもそれぞれに沢山のお客様が存在している事。

僕自身も人に問われると…

「いやー。別に上手くないっすねー。、まだまだです」

むしろ…

「いやー。下手ですねー」

くらいにさらっと言ってしまう。

いや、これホントに思っているから。

「俺は上手いぜ!」理論の人は…

「自分下げてどうすんじゃい」

って感じのポリシーでしょうし、僕らみたいな感覚の人は…

「上手いってなんだろう?定義とは?」

とか…

「いやー。道は長いですからなぁ。」

ほっほっほ。

みたいな最早、じい様的感覚なのだろうか。

どっちにしても事実…

「みなそれぞれに思いがあるが、結果なんら変わらない」

という事。

当たってれば、お客様にも伝わり、また通おうともなる。

外れていればお客様すらこない。

自分が属しているサロンでもそういう光景というか、主義主張があると思うのだが、もしや伸び悩んでいる場合であればまず…

「スタンス」

を変えてみるのもいいのかもしれないな。と…

僕は特に自分のスタンスを崩した事がなく、人の影響も受けない。

例えば上の人が「俺は上手いんだぜ」って感じだとしても影響を受けない。

そうして、自分に合うスタンスを選択してきたわけだ。

別に、支持されている人数などはさほど変わらない。

当たってればそれは「らしさ」に変わり支持を受ける。

たったこれだけのエピソードなんだけど、非常に考えさせられた所だったなぁ。と…

まぁ、あんま人には影響されず自分らしさを作っていくのが1番大事という事なんでしょうね。

おわり。

Category : コラム