Naoto Kimura

2014.11.5

まあ、なんだかんだ一筋縄ではいかないよね。

なんかおもむろに…

”日本の美容業界はおかしいと思いませんか?今日は本音で語ってみる。

この記事シェアしたらものすごく読まれていて、やっぱ中身ある文章って別に自分が書いたものでなくてもすごく読まれるんだなー。と…

この記事を書いた「jun kuwabara」さんからもメッセージいただいて、それくらい共有されているんですね。すごすぎる。

SNSの凄さとは…といつも思いますよね。

僕は彼の記事読んで率直にめちゃ感動しましたよね。

「ああ…いいなぁ…」

と…

本質にせまっているというか、そういった部分に至る経緯とか…

何がいいって…

「躍動感」がいいですよね。

毎日のリアルな模様、世界の方々の顔。

なんか偽り感の感じなさ。

なんかそういったものがすごく見えてきてこちらもいい気分になれる雰囲気ですよね。

後半の文面は見方は正直色々あるし、多分反対意見や…

「みんなそう思ってんなら変えれば?」みたいなコメントもあったんだけど…

「まあ、そんな一筋縄ではいかないよねw」

というところだと思うし、変えたい部分があるけどなかなか前に進んでいけないってことはみんな分かってると思う。

まあ、ポンポン転職できる業界風土でもないですしね。

辞めるとなれば、邪魔もされてみたり、悪く言われたり、色んな制限かけられてみたり(そんな権利ないんだけど)。

ストレートに「人間関係」で成り立ってる様な職業だから、それが重荷になってみたり、そこを大事にするが故に行動に対して臆病な所もみせるし、そういった特徴を逆手にとられることもある。

それが僕らの業界。(僕だけかもしれんけど。)

ま、だから「個人で」という思考になりやすいし、独立の数も一向に減ることはない。

そしてそれと同時に潰れているお店もたくさんある。

色んな正義があって、色んな生き方があって。

それでいいと思うし、言いたい事言っていんじゃない?と思う。

僕も正直、会社員としては言いたい事言いまくってる一人だと思うけど、やっぱこの会社だからできることもあって、縦社会のみでなくて「認め合い」みたいな会社風土だからこそなかなか「独立だー!」みたいな答えにならないのだと思う。

彼の文章の中にあった「日本の美容室」の事ってのは概ね合ってるし、これが現実だと思う。

確かに「変えた方がいいよなー」と思う事は多いですよね。

んで、もう一つの視点から言うと…

「それとは逆に弱い奴も増えたなー」

というのも現実的に向き合うべき所だと思う。

ましてや、「そういうのが嫌で辞める、辞めました、これが日本の美容室」

と切り取られるのは結構辛い事で…

「我が身振り返る」

という作業も絶対的に同時に向き合っていかなきゃいけない事だと僕は思っています。

ま、何にせよ答えがどこにあるのかは自分で探していかないとですよね。

僕は日本で美容師やってくんだけど、もう少し「彼の様になんか”ホッ”てなる様な写真とか文章とか」書けるような日本美容師になっていきたいです。

元々世界志向が強い美容師さんが「日本で美容師やるのも悪くないかなー。」みたいな感じに…

そして…

「美容師さいこー!」

みたいな事を表向きで言ってても、正直な所では組織や業界の不平不満しか言えてない部分があったりするのは正直見直すべき点だよね。

思ってるんなら変えてゆくべき。

そういう一歩を踏んでいかなきゃいけない時代なのかもですよね。

自分も粛々と励んでいきたいと思います。

思うのであれば変えていける様に。

「kuwabara jun」さんのブログ、他のも面白いので是非。

「☆旅人美容師の1000人ヘアカット世界一周の旅☆」

http://junkuwabara0614.blog.fc2.com/

無事、1000人切り終えられます様に…

Category : コラム