Naoto Kimura

2017.4.29

美容師の手荒れかぁ。

美容師の手荒れについて盛り上がっていた様ですね。

僕も手荒れしてました。

かなり乗り遅れ系な話題なんでしょうが、最近閲覧頻度も低下している事や、業界ネタのマンネリで読み飛ばしてしまっている事も多く、そういう方も増えているのではないでしょうか?

手荒れはダメなのか?

と言われるとまぁ、色んな状況下の方がいらっしゃいますからねぇ。

手袋でシャンプーする、しないの議論に近しいものがあると思うのですが、前記述通り…

「色んな状況」

というものがあり、不可抗力の方もいらっしゃるでしょうし、なんとも言えない所ですよね。

自分の身の上だけで話すと、アシスタント当時は手袋シャンプー不可なサロンだった為、肘上まで手荒れが悪化し、とても辛い思いをした事も。

また、当時諭されていた、「素手で技術を行う意義」というのもプロフェッショナルとして、理解できなくない理論だった為…

単純脳である僕は…

「早く上に上がって、回数が減るポジをとれればよい」

という簡単思考で練習を頑張りました。

主義主張というものは、自分本意になりやすく、またそうでない人、そこに当てはまらない人、そうせざるを得ない立場の人、簡単にやってしまえる人、様々な立ち位置があって、「これだからよい、悪い」とあっさり言い切ってしまえる事例っていうのはそんなに見当たりません。

従って、本質的に何かを伝えていきたいという時は…

「配慮」

というのも不可欠なわけでありまして、表現や、一方的に立場を無視してしまう言動の方が問題視すべき事なのでしょうね。

簡単に配慮を取り入れるとするならば、「自分の身の回りのエピソード」のみに収める事にし、それに同調するもしないも閲覧している方の読み方に任せるというか…

スピーカーとして、全体に対して物申すというスタンスを取るよりは、もう少し範囲を狭くし、自分の経験を沢山積んで、エピソードとしてまとめる方のが建設的なのかもしれませんね。

手荒れの良し悪しよりはそういう模様の方が浮き彫りになってしまい、業界関係のない方に対しては悪印象になってしまうのでは?

なんて事も感じました。

業界を良くする為に言っている事がむしろマイナスに転じる事もありえるわけです。

従って、こういった文章表記の仕方、言葉遣い、例えなど…

そういった事にも配慮が求められる時代になってきているのかもしれませんね。

こういった経験から、より一段高いステージに登っていける様、努めていく事が大事かと思いますので、まず自分から襟を正していきたいと思っています。

Category : コラム