2021.9.30
縦軸から横軸へ。未来を作る。
また、記事を書くのが開いてしまいました。
おはようございます。
リアルタイムでは朝4:30でございます。
辺りが真っ暗な中書いています。
近況で言いますと、昨年末で一旦箸休めというか、23年続けてきた美容師を一旦休む事にしました。
理由は「体調不良」
全部の事が受け止めきれなくなっていたんですよね。
Twitterでは言ってましたが、近年、インターネット(SNS)が活発化してきた事から、就労時間だけでなく様々な仕事をいただいたりして、性格上「後回しにする」という事ができない性格でして、何かあれば消化するという事、24hの中でどんな時でも対応に動いてしまい、タスクを消化するという事が自分のルーティンになっていました。
そうなってくるともはやプライベートの時間というのの先が読めず、いつ何時でも対応するキャパシティは自分が思ってたよりも狭く、感情的になる事もあったり、また穏やかになりきれない自分がいて激しく葛藤していた時期もありました。
そんな中、コロナショックも絡まって悲観的に見ることも多くなり、現場役員として、そしてプロとして実際のサロンで出しているつもりもないものの、自分の中での仕事クオリティが低いのではないか?
そんな疑問を持ってしまったらもう歯止めが効かず、家族にも会社にも沢山迷惑をかけるような状態になってしまいました。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そういう意味で本来のパフォーマンスを呼び起こす為にも副社長、社長にも相談し…
「一旦休む」
という判断をしました。
「美容師はこうだから」という概念が自分を勝手に苦しませ、ありがたい事でしたが、自分のキャパシティをオーバーする仕事をし、自覚ないままクオリティを落としてしまった。
その感覚に関しては外に出さないだけになかなか理解されない所もあろうかと思いますが、副社長、社長の理解は深く大変感謝しています。
幸い、色んな方に助けられました。
北原さんとの対談記事
https://tokinoheya.com/kimurainterview/?fbclid=IwAR14G0hkdrFjfGYevlJ6AnnnmwPcTtJVsmtohZ_Ru6qH5HmTHyDCQ_6A_rk自分の中では現場でというのは数年前で目標値は達成していて…
「今後どういう人生を歩んで行くべきなのだろうか?」
そんな感じに思っているからこそ、もはやよろしくないという意識の中、今年一年を過ごし、ほぼ外に出ることもなく、淡々と裏方仕事に勤しみつつ、世間と同様に不穏な空気、不安…様々なものを見たり感じたりしながら過ごしていました。
「京都に行きたい。京都で過ごしたい」
そう妻に言った時に「なぜ?」という言葉は出てきませんでした。
ずっと見ていたこともあるでしょうが、それくらい疲弊していた様も間近で見ていたからだと思います。
「好きな事をやる。けどそれはとても難しい」
そういう事も僕を通じて体感していたのかもしれませんね。
色んな事をクリアにするのに大変時間を要してしまいました。
モアリジョブで語っていた事
https://relax-job.com/more/45408?fbclid=IwAR0yQe61QX0o4hN5Lo9y4tnXpHWdWdjaDK5xVeautN0qRQ50QOj3hj_M2p4リクエストQJで語っていた事
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/kimuranaoto_-notindependent/?fbclid=IwAR31jljE08yaVap5ArlBUAOjNNRF9wvxLre1Y45O4ja3-Ygu9MALqgCEi_sコツコツと2年くらいかけて、その間には病床にいる事もありましたし、それでもそういった「仕事脳」みたいなものはとれず、苦しんだりする事もありましたが…
一つ立ち直らせてくれるきっかけは…
小さいながらも仲間ができ、出店を出来たこと。
「ああ。こうなってても支えてくれる人がいるんだな」
そう思えた強さはとてつもなく大きかったです。
この出店にも感謝。
パフォーマンスの高いスタッフ達を見ながらそれでも「いや、木村さんの発信で自分を見つめ直す事ができた」という方も少なからずいた事。
こういうのがかけがえのない財産でもあるし、そういう人達と共に、また「air」という自分を作り上げてくれたもののオマージュ、感謝、色んなものが絡まって…
「京都でやろう。LOVEST kyotoを作ろう」
そんな感じに思いました。
「LOVEST」というブランドはairの双璧ブランドです。
元々、そういったスタッフ達がLOVESTブランドを掲げて展開していけたらいいよね。
そんな話も出ていました。
そういう形でやらせて欲しい。
そういう想いを伝えて了解を得ました。
前の記述に戻りますが…
「好きな事をやる。ただそれは難しい」
果たしてそうなのでしょうか?
今日、世の中の流れは大きく変わり、自分の世代ではもどかしかったものも、表現を理解されるかなり柔軟な思考になってきていると思います。
僕自身、現場では一定の目標を達成していたものの、それがなかなか難しい、もっと楽しくしたい、自分の時間が欲しい、自己表現を広げたい…
そんな想いを実現させる事が難しくない。
そういう部分を後押しできる自分になりたい。
そんな風に思い、出店する事を決意しました。
自分の人生は誰のものでもない、貴方だけのもの。
小さいながらもそんな事が表現できるヘアサロン。
そして自分が積んできたキャリアを精一杯吐き出せるサロン。
そういう場所を作りたいな。と…
まだまだ未熟で形も決まりきってないですが、驕らず、常に謙虚にとにかく髪を綺麗にする、創る。
新しい事にはどんどん挑戦する。
理解を表現する、応援する。
そんなのができたらな。と青臭い事を考えています。
幸いちょっとした触れ込みだけでも共感を得て何人もの方が応募、応援してくださり、軸となる信頼できる人物も見つけられていますが、そういう中でも更に…
「おお。作ってみたいな。京都から日本、世界にこの感覚を届けてみたいな」
と思う方は是非共に仕事しましょう。
今後の仲間募集に関してはこちらでご報告致します。
良かったら登録しといてください。
こんなキャリア。
イケイケでもオラオラでもない。欲もない。
一通りやりきったと思える感性で作れるものは何か?
縦関係から横関係に。シェイクハンドで仕事をする。
そんな事を再び想像する今日。
とにかく楽しい仕事創造、各々が輝ける未来を。
またちょいちょい書いていきます。
Category : コラム