Naoto Kimura

2015.1.20

「何かを成しているから堂々と喋れる」

先日「話し方セミナー」なるものを全員で受けてました。

基本的に弊社は「人前で話す」という機会が多い。

月一の全体ミーティングで200人以上の前で話す事もあり、基本ベース皆慣れているとはいえなかなかねぇ。というのが本音かと思います。

その中で…

「うまく話せる人ってどんな人?」

という設問があり、皆それぞれに答えているわけなんですが…僕は…

「歴史ある人。何かを成している人」

と答えました。

グループにいた下の子はその解答に興味を持っていた様でした。

て、ゆーのは当たり前かもしれませんが、前々から思っていて…

「なんも積んでない人は人前で喋るときに億劫になる」

そう。人前で喋る事に慣れる(セミナーキャリアを積む)ということではなく…

「人に堂々と喋れるくらい日々活動している人」

というのはセミナーなどでの喋りも別格です。

僕は僕でセミナーのキャリアなどは沢山積ませてもらいましたが(別にやりたくないです)

僕も上がり症でまともに喋る事が出来ませんでした。

「いいことを言わなきゃ、伝えなきゃ」

ブログなどてもそうなんですが人間誰でもそういうマインドが働いてしまうと思います。

そう。

「自信がない。」

というのがかなり大きく、その為億劫になる。というのが大きい様に思います。

根拠のない自信はつける必要はありませんが、僕がそのグループの中でアドバイスした事を共有したいと思います。

・身の丈で喋ればいい

そう、まず誇張して喋る必要はありません。今やっていること、自分のビジュアル。雰囲気。色んな事。自信がないならないでいい。

そこを誇張して喋る必要はありません。

素直にやってきた事、思う事。割とどう捉えられてもいい。という開き直りが必要です。

・キーワードはできるだけ少なく

ヘアスタイル論などを述べる時に一番わかりにくいのが「キーワードが多い事」例えば…
「モードでカッコイイ、なんだけどもカジュアルでフェミニンみたいなあのその」この中だけでも何個キーワードが出てきたでしょうか?

こういうのでは分かりづらく、「一極集中し、中身の話をしてみては?」というアドバイスを。

僕は基本的に自分のヘアスタイルに「テーマ」を定めており、とにかくそれしか言いません。(僕の場合は”上質”)ではその「上質」を作るには何が必要か?カット、カラー……

「髪質!!!」です。

なので「トリートメントが絶対必要なんだ!俺のヘアスタイルには!!!」

こんな感じに「残るワード」となり、伝わりやすいのでは?と…

・目線はこっちなんだけど手振りはあっち。

大体、その他大勢に対して話しなれない人は身体のアクションもあまりありません。

目線は一極集中、ジェスチャーも少ないです。

中には、目線には大きく視野があるのですが手振りは同じとか…

「見られている意識」

をつけるには「目線と手振りは同一方向でない」方が効果的な場合があるなー。と思っていました。

ま、そんな事も。

・んで結局の所、「他の人よりやりきった!」と言える人が一番最強。

設問に答えた様に色んな事吟味しても、結局の所「様々なジャンルでやりきってる人が最強」だと思います。

特に「人にはないところ」(例えば僕は美容師だけどもブログを数年間1日も欠かした事がない、ヘアカラーに関してもどの場面でも謳い続けてきた。など)を持っていたりする人に対して、劣っている場合、話では勝ち目がありません。

その他「教育」などを語る時でも、それ相応の歴史を積んでいないと刺さる言葉など生まれないのです。

なので結局。

「人前でうまく喋るには何かを成す。歴史を作る。」

という設問の答えになるわけなんですね(笑)

僕は特にセミナーとか好きじゃなく。

セミナーとか好きじゃないから「まず、いいことを言おう」という感覚がない(笑)

別にどう思われたっていい。ただ単に感じること、思う事を包まず。

開き直っていると緊張など皆無です。

ま、ここまでは割り切るのは難しいかもですが、なんだかんだ…

「日々、一生懸命生きる」

というのが一番なんでしょう。

誰に突っ込まれても「俺は頑張った」と胸を張って言える自分作り。

それが一番のポイントなのではないでしょうか?

Category : コラム