Naoto Kimura

2015.2.1

【紹介が一番大事】って言うんだけどさ。(スタイリストにアドバイスした事)

なかなかお客様が増えないスタイリストと話していて出てくるキーワードの多くが…

「紹介が一番大事」

「やっぱ紹介が〜」

「インターネットとか雑誌もだけど紹介が〜」

だったりするんですけど…

僕が大体答えるのは…

「で?紹介されてんの?」

………。シ〜ン。

いや、僕も普通に「紹介」されてお客様が増えるという事が最も嬉しさもあり、当たり前だけど「人と人」という繋がりは大事だと思っていて、沢山紹介されるのは恐悦至極なわけで…

んでも思うのが…

「それだけじゃダメだろ」

と普通に思うし、もうこの先「フリー(指名しないで来店される方)」とかってのはほぼ皆無な時代になる(てゆーかもうなってるかもだけど)。

大事なのは「指名される自分作り」だし、そもそも「沢山紹介をうけるのはそういう自分作りが出来てる人」なんですよね。

結局、何でも逃げずに取り組んでいる人はだんだんと「自分のテイスト」みたいなものが出来ていて、やり続ける事により「提案できる自分」がどんどん育っていて、結果、紹介されているケースが多い様に思います。

「紹介が一番大事」

それは誰もがわかっている事で、それを一番に述べるには「実際に紹介されてないと説得力ないよね。」ということ。

そういう自分はどうやってできるの?

そういうプロセスはどうやって描くの?

時代を読み、自分で研鑽を積み、プラスαして「らしさ」を作っていかないと「言葉が先行するだけの自分になってしまうよ。」

と、いうアドバイスを。

また、こうして言う事で自分に対しても一つ一つ刻んでいるわけなんですが、日々、精進していきたいものです。

これもまた回顧録として。

Category : コラム