2015.2.1
美容師さんに記事を書いてもらっている【WEBメディア】に思う。
オンラインサロンでも話題にしたのですが。
美容師さんが記事出ししている美容系WEBメディアがすごく増えてきてんな〜。
と思います。
いや、それはとても良いことですし、美容師は間違いのない国家資格保持者であり、正当性のある純度の高い記事を提供してくれると思うんですよね。
僕は割とキュレーションメディアとかWEBメディアでコラムとか、誰もやっていない領域の時から記事をよく書いてきました。
「POOL MAGAZINE(プールマガジン)」
「by.S」
「しらべぇ」
後、一番最初に入ったのは「MERY」
etc…
まず、よく質問に上がるのですが…
「なんでこれらを選んだか?」
という所。
1・スタートアップが好き。
そう、「うおー!これからいくぞー!」みたいな勢い好きなんですよね。
それからどうなってゆくのか?とか色んな事考えるとワクワクしますし、記事を提供して喜んでもらえる事とそれらを自分らなりに広めようと努力してくれる所。
ああ…お手伝いしたいな。とか、なんか色々重ねて考えてみたりとか…
大体そんなケースが多いかな?(by.Sとかはベンチャーではないけどそういうスピリットを感じた)
2・冷静に見て「成長に向かうプロセス」が見えた。
これは大きいですよね。
ま、どうせ書くのなら沢山の方に閲覧されたいですし、どの様に「連携(ニュースアプリとか)」してんのかなー?とかFacebookページの動きを見たりとか…
Twitterのアクティブ感とか…
色々。そんな模様が見えた。
3・ライターの中にインフルエンサーがいた。
これも結構大きいですね。
影響力の大きい人がライターで沢山いると増え方も全然違います。
「あー。こういうライター陣なら書きたい!」
とか色んな事を思いましたよね。
だし、また沢山読者になる方も多いのでは?なんて思っていた部分もあります。
ここもポイントとしては大きい。
4・そもそもある程度読まれていた。
そう、書き始める前には相応の読者がいて、そういう「あまり目に触れた事のない読者層がいる」というのがあったので、当然、僕にも幅が広がる可能性というメリットがあります。
そういった中、書いてきてまた広がりを見せてまた書いて…
そんな感じで読んでくださる方が増えたり、もちろんメディア側にも読者が増えていったと思う。
そういった意味で凄くフィフティーだし、僕自身も嬉しいですよね。色んな意味で。
そんなベースがある程度ある事を分かって書いていたのでギブアンドテイクな感じにできていたのではないだろうか?なんて思います。
・「当然、無報酬です。」(POOL MAGAZINEだけあります。)
基本的に記事書くのに、僕はプロのライターでもなく、「好きな時に好きな様にどうぞ」と言われていたし、基本的に応援したいマインドの方が上にあるので、あんま「ギャラ」という形でもらった事はありません。(POOL MAGAZINEは全員報酬を出すというルールの下やっているので。)
それでも沢山の方に読んで頂けていたし、自分にとってもメリットありまくりだったんですよね。
非常に感謝でしかありません。
そしてどんどん成長も遂げられているし、「あ、やっぱ勘当たってたなー。」と自分では思っていました。
やってく過程の中で更に増えたり、どんどん高まっていけますし、一緒に成長出来ている気がしちゃったりなんかして…
まあ、そんな基準で選んでましたよね。
そんな中思うんですが…
「書くのって結構負担デカいよ?w」
そう、普通に仕事しながら合間見て書いたり、夜書いたり…
それこそ結構、そこに時間費やしてて「美容の知識がいい感じに広まればいいな〜」なんていうのも思いながら…
「自分の認知と来店へのきっかけ」
という部分ももちろんありますし、今現在書かれている美容師さんの多くはそういう所の要素が大きいのではないだろうか?なんて思います。(僕はどちらかというとサロン全体のブランディングがメインです。)
そう考えるとですね。
最近ローンチされている美容WEBメディアの多くは…
・書いてる「美容師頼み」すぎじゃね?w
そう、そんな風に思ってしまうんですよね。
最初にコンテンツ入れるのには多少仕方ないとしても…
「あまりにも読まれてなさすぎる…」
正に愕然としてしまいます。
最近では記事書くのかなり早くなってますが、それでもキュレーションメディアで記事一本書くのは1時間は最低かかりますし、昔慣れない時には数時間かかったりとかかなり試行錯誤して書いて…
それが…
「300PV」
とかだったら正に卒倒します。
本業やりながら、頭使って記事書いて…
「59PV」
とかなんて表示でたら死にたくなります。そもそも読まれてないのに「きっかけにすらならんわ!ボケ!」とか思ってしまいます。
しかも「無料」なわけです。
これでは何も満たされていない。
見てみると…
・運営してる側がソーシャルに積極的でなかったり…
・Facebook広告すら入れなかったり…
・Twitter連携やサポート、ニュースアプリとかにも営業行ったりしてんのかな?とか…
エトセトラエトセトラ…
なんかプラットフォームとして成り立ってんだかないんだかわからん領域のもあるし、それでもモノによっては「アドセンス」だけはきっちりしていたりとかマジで意味がわからん。
結局、書いてる美容師自体が拡散しあって…
「元々あるものをプラットフォームに吸収されて、回しあってるだけで何も広がりを見せてない」
状態のモノも多いと思うんですよね。
これでは何もメリットを生まない。
努力も報われない。
必然的に結果にならないから書くのを辞めていく…
こういった「美容界黄金方程式」が見えているわけで結局そういうルーティーンをずっと繰り返してきたんですよね。美容師業界って。
「ああ…またこういう現象が起きるのかぁ」
なんて日和見してる様ですが、割と感情の高ぶりは感じていて、苦労がわかるからこそ…
「美容師のコンテンツ大事にしてほしいなぁ…」
とつくづく思うんですよね。
割と時間のない中、必死に努力して書きなれない記事書いて、きっかけつかもう!とか、読んでる人が美しくなれる材料になれればいいなぁ。
なんて思いながら作ってるコンテンツ。
なんかもちっとプラットフォーム側でも広告予算かけるとか、もっと運営者がアクティブであるとか…
なーんかやりようがあるんじゃないかなー?
なんて思う今日この頃。
せめて「無料で、時間ない中、時間かけて書いたもの」がもう少し目に触れる手助けできるWEBメディアのあり方を期待したいところです。
Category : コラム