2016.10.26
美容師バカにされすぎ問題
前々から思っていたのですが、「ブログやSNS類でセミナー開催」なさる方の集客の煽り文句が…
美容師を一括りにしてバカにしすぎなんじゃないの?
という感想を持ってしまいます。
SEOや、UI、UXにこだわるのはもちろん大事でして、戦略として取り入れるべきではあると思いますが、ペルソナやらうんたらを述べたとしてもまず、「そのステージに行っていないし、行く必要もない」わけであって、業界を隔ててレクチャーをする場合、いささか歩幅を合わせなすぎなんじゃないの?と…
中には「プロブロガー」を名乗っておきながら、誰が、どんな年齢層が閲覧してるかわからない中に刺激的な文言を加えて焚きつける文節もあったりするのですが、美容師に対してそういうのは逆効果です。
美容師はどちらかというと年長者を立てる傾向にある文化ですし、そういうのを大事にしているから成り立っている業種なわけです。
そもそも論ですが、別にブログでメシを食おうとしているわけでもなく、ただ単純に「これやってたらいいのかなぁ?」くらいの感性で取り組みだす人が大半かと思います。
いきなり歩幅を合わせず、頭っから謎の事を言われたりしても理解できるはずもなく、逆を言えばこちらの業界の専門用語をわかるのですか?と問いたい。
何が大事なのかというとまずは「歩幅」を合わせる事であって、第一段階では「ここまで」「まずは続けましょう」
慣れたらステップを上げてゆく事、習慣にしてゆく事。
その次のステージになってやっと「戦略」みたいなものが生まれるんだろうなぁ。
とぼんやり。
もちろん関心の高い事ですし、これからには欠かせないツールの「(あくまで)1つ」ではあるわけなんですが、それが全てではない。
そういったものは本来やるべき事のほんの1つのカテゴリーでしかないのだ。
大事なものは何なのか?
そういったものが知れるものであって欲しいのと共に、あんま業種一括りにしては論じない方が良いように思っています。
ちなみに僕もよく勘違いされやすいのですが、基本的に業界に対してとかで文章を書いていません。
僕的には身の回りにあった事、エピソード、プロセスが中心であり、それをログにしているにすぎません。
基本的に「美容師」という風に言ってしまうと美容師免許を保持している全員に該当すると思っていて、例えば「日本一」「世界一」的な表現も好んでいません。
誰と比較しているのでしょうか?という話にはなりませんか?
自分のエピソードの中で思う事はあり、自己完結。
外の美容師さんは全員神です。という感覚です。
なんにせよ、業種が違えば専門も変わるわけであって、そういった所にも「たてる」という部分は必要なのではないでしょうか?
自分自身も学んでいきたい所です。
Category : コラム