2021.10.30
自分が何者だったのかを探す旅
ここ一年に関してはほぼ引き持っていて、なーんもしてないや俺。
なんて思ってたら、2店舗出店してたんですね。
(もう一軒は年末ですが)
休もうと思っていても、生活もあれば、別にゆとり持ってFIREできるわけでもなく、ただ、淡々と日にご飯を食べさせてもらい、子供の散歩とコンビニ。
どこか連れてこうってご時世でもなく、デスクワークして、関わってるサロンさんのストラテジーや経験を活かした相談にのりつつ、過ごしていました。
今日は土曜日ですが、現役時代は土曜日が1番忙しく、泡吹くくらいには土日の業務は激しいと感じていたものでしたが、こと、経営や机上の仕事になると、圧倒的に金曜日が忙しいです。
通常休み前にタスク整理するのが当たり前ともいえるのでそうなるのでしょう。
現役美容師やりながら経営やってる人は本当に尊敬します。
僕は経営陣ではありましたが、決裁権があるわけでなく、判断を全部こちらに持って来られることもなく、そういう意味では逃げ場もあり、比較的集中できる環境がありました。
これは独立云々でなく、「適材適所」というものもあり、向き不向きもあるかもしれません。
適正としてはあるかもしれやせんが、集中力を削がれたり、パフォーマンスとしては低下しています。
これがいいか悪いか、ここで更に成長を遂げられるのか?は自分次第ですが、これをやれている人が多くいると思うと本当に尊敬でしかありません。
店舗を出店するにあたって、人材を募集していましたが、1人遠いところからでも京都に来たいと申し出てくれるアシスタントがいました。
無茶苦茶嬉しかったです。
たった一つのエピソードですが、自分を否定し続けてきた人間としては、一つ肯定されたものの様な気がして涙しました。
自分と共に働いてくれるという事がこんなに嬉しいことなんていうのは、入っては辞め、入っては辞めを繰り返してふるい落としにかけて存続させてきた自分からは想像する事もできませんでした。
「自分ってどうだったんだろう?」
ふと、働いていた人間に聞いて見たくなって久しぶりにLINEしてみました。
これはアピールとかっていうよりは…
「木村直人ってどんな人間だったんだろう」
と聞いて見たくなったからです。
縁のあった子たちが様々な言葉で僕を表現してくれました。
若い子から大人まで。
お客様に髪を提供するという使命感を共にしてきた仲間たちはどういう気持ちで共にやってくれていたのだろう?
そんな気持ちや不安。
また今後共にするであろう人を幸せにできるのだろうか?
そんな感情から言葉をもらった。
まぁ、普通に泣きましたよね。
23年もキャリアがあって、聞いたことなんてなかったよ。
採用する時は大きく出てってどんどん集める事にばかり執着していたのにね。
1人の人間が「木村さんと働きたいから京都行く」といってくれた事で「木村直人とは一体何なのだろう」と考えさせてくれました。
また一段登り、より良き感想と感情を引き出せる自分になりたい。
改めてそう強く願うのでありました。
(なれるんかな?w)
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